遊民ヤギ爺

俳句と映画のゆうゆう散歩

春 耕

2020-03-11 16:05:35 | 日記

令和2年3月11日(水)

春 耕 : 耕す、耕人

種蒔きや植付けをする前に田畑を耕して、

土を柔らかくすること。

昔は牛馬に鋤(すき)を曳かせて、或いは

人力で土を耕していたが、現在ではトラク

ター等に機械化されてきた。

「たがえし」は、鍬(くわ)や鋤で田の土

を鋤き返す「田返し」の意味で、本来は

稲作一毛作のための田打ちのことである。

畑を耕す「畑打ち」とは、先ず一番耕として

粗く田起こしをする。(それだけで良い場合

もある)次に鍬を換えて、土の塊を細かく砕

く、二番耕(切り返し)をする。

昭和の初期の頃には、牛馬が活躍し、それ迄

(人力)の十倍の力を発揮した。

最近では、農耕の近代化(機械化)が進み、

人力は激減したが、高地、山間や狭い場所等

農機具が入れない場所では、今でも人力で

耕す姿が見られる。

近年、広い田畑を無人のトラクターが黙々と

働いていた。田植え、稲刈り迄がどんどん

自動化され、益々人間の働く場が狭まって

いる。

 

今日の1句

春耕や伴は鳥のみ黙の中     ヤギ爺