令和2年9月2日(水)
赤蜻蛉 : 秋茜、深山茜
アカネ属のトンボの総称で、この仲間は成熟すると腹が
赤くなり、雄は特に鮮やかである。
赤蜻蛉の代表は「秋茜」である。夏の間を山地で過ごし
秋になると大移動をして、徐々に里へ下りて来る。
雌雄が連結して水面を打ちながら産卵をする。
水や土を打つのも蜻蛉の習性の一つである。
幼虫のヤゴは水中で過ごすが、幼虫、成虫共に肉食で、
他の昆虫を捕食する。
他に、深山茜、姫茜、猩々トンボ等がある
深山茜:体長30~40mm、翅脈まで赤くなる
姫 茜:体長28~38mm、腹部が赤くなる
猩々トンボ:体調45~55mm、全身が真っ赤になる
初秋頃から、夕暮れになると多くの赤蜻蛉が飛翔する姿
を見かけるのだが、最近都市部ではあまり目にしなくな
った。 都市部では極端に数が減っている様である。
港図書館へ、本の貸し出しに出掛ける。
コロナの影響と猛暑の所為もあり、人の出入りは極端に
少ない。 滞在時間も「なるべく30分以内」との注意
書きが在り、涼しい館内で読書される方は居ない、、、。
お陰で、ゆっくり本を選ぶ事が出来る。
早々に図書館を出て、猛暑の中を帰ると、、、
街路の中の花壇の辺りに、赤とんぼを見かける。
早速、スマホを、、、色は濃い橙色か、、、、、
家に帰り図鑑を眺め、「秋茜」のようである。
今年初めての赤蜻蛉、、、群生するのはもう少し先か、、
赤蜻蛉は、夕焼けが似合う。 子供の頃の郷愁を誘う、、
あの歌が懐かしい、、、、
「夕焼け小焼けの 赤とんぼ、
負われて見たのは何時の日か、、、、、」
(令和元年8月27日、遊民ヤギ爺ブログ「赤トンボ」に
赤とんぼの関連記述があります。御覧ください、、ヤギ爺)
今日の1句
赤とんぼ風に吹かれて少年期 ヤギ爺