令和2年9月6日(日)
新松子 : しんちぢり、青松毬
今年、新しく出来た松毬、やや青味を帯びている
松の種類によって違いはあるが、概ね卵形で包鱗
を固く閉じ青々として瑞々しく如何にも若若しい。
鱗片が隙間なくきっちり詰まっている。
これに対し、松ボックリは茶褐色に変色し、松毬
が開いてくる。松ボックリは壁飾り等の装飾品や
民芸品などに利用される。
松ボックリ
新松子とは、松笠のことを松子(ちぢり)といい、
俳諧等で、新しい松かさを「新松子」と詠んだ。
今年も名古屋港、埠頭公園の松並木に沢山の新松子
が出来ていた。 薄緑色の包鱗がギッシリ詰まり、
青々としていかにも若若しい、、、、、
松並木の中には、老木と見られる様な松もあるが、
そんな松の枝先の葉の間に、青い松笠が覗いている。
未だ未だ老いてなんか居られない、、、そんな風に
感じられる。
私も、少し見習わないといけないか、、、、、、、
今日の1句
鮮らけし老松にまた新松子 ヤギ爺
※鮮らけし : 鮮やか、生き生きとしている