令和2年9月11日(金)
糸瓜 : へちま、いとうり
ウリ科の蔓性一年草、熱帯アジア原産で17世紀に渡来
夏に日陰を作るために庭先や窓辺に植える。
柵を作り、蔓を伸ばして茂らせ、涼しい日陰を作る。
最近ではゴーヤを植える家庭が多くなり、あまり街中で
糸瓜を見かけぬ様になった。
7月頃に、黄色の花が咲き、8月末から9月頃実がなる。
果実は深緑色の円筒形で、長さが30~60cm程で
若い果実は軟らかく食べられるが、成熟してくると繊維
が発達してスポンジ状になり、浴用の垢すり等に使われる。
スポンジ(垢すり)
亦、茎から糸瓜水を採り「化粧水」等や咳止めの薬用に使われる。
化粧水
カミさんが、体操教室の仲間から「糸瓜水」を頂いて
来た。 その方は裏庭に柵が設けて在り、毎年「糸瓜
水」を採取しているとの事。
糸瓜水
糸瓜水を採るには、地面から50cm程の高さで茎を
切り、ペットボトル等に茎の先端を挿し込んで口の周
りをビニール袋などで覆い縛って置く。
3~4日程するとボトル一杯に水が溜まる。
そのままでも良いが、生臭いので1、2分煮沸する。
冷したものをガーゼなどで濾す(ろ過)。
冷蔵庫で保管し、なるべく早く使いきる。出来ない
場合は冷凍庫で保存すると良いとの事。
カミさん、早速湯上りに、布で浸した糸瓜水を顔に
充てていた、、、、、。
今日の1句
湯上りに糸瓜の水をぬりたくる ヤギ爺