令和3年3月9日(火)
名古屋城の金鯱の降臨
3月8日、名古屋城の金のしゃちほこが16年ぶりに
地上に降り立った。
中日新聞朝刊より、
天守閣の上でケージに収められた金鯱は、ヘリコプター
で吊るされて無事地上に降ろされた。
(写真はTVニュース番組より、引用)
一旦、市内の倉庫に保管された後、各所で展示される。
3月20日~4月2日 : 名古屋城二の丸広場展示。
4月6日 : 尾張藩に所縁の在る長野県木曽町から、
岐阜県中津川市の道の駅迄、巡回展示。
4月10日~7月11日 : 名古屋・栄「ミツコシマエ
ヒロバス」で展示される。
展示観覧料は、名古屋城内入場料(高校生以上500円)
「ミツコシマエ・ヒロバス」(小学生以上500円)
※ヒロバスでは金鯱に触れる事が出来るとのこと)
名古屋城の金鯱は、1610年頃に徳川家康の命で造られ
たようである。(詳細は不明)
「しゃちは、水を吐く空想上の生き物で、火除けの呪いの
ためとされる。 鯱に大量の金を使用したのは、徳川家の
権力を誇示するためだったと言われている。
北側に在るのが雄、南側のが雌の二体、一対である。
1945年の名古屋大空襲で、名古屋城と共に消失した。
その後、1959年に名古屋市民等からの寄付により城が
再建し、金の鯱も復興した。
2005年の「愛・地球博」(愛知万博)で、地上に降ろ
され展示された。
今回は、「新型コロナウイルス」で疲弊した名古屋の街を
活気づけるために展示が企画された。
天守閣へは耐震工事計画中のため登城出来ないが、城内の
本丸御殿等と共に、人気を呼びそうだ。
コロナは心配だが、緊急事態宣言も解除され、春の陽気、
3月下旬には桜も見頃を迎える。
そろそろ出かけて観ようか、、、、、、、
今日の1句
風光る金鯱の光りやはらかし ヤギ爺