令和3年3月20日(土)
春の選抜高校野球開会式
第93回選抜高校野球大会が3月19日(金)開幕した。
新型コロナウイルスの影響で、昨年は春夏共に中止となり
今年はコロナ感染防止対策を行い、2年ぶりに開催された。
先ず、選手ろ大会関係者はPCR検査実施、1日の入場者数
を1万人以下にする。アルプススタンドは学校関係者のみ
1000人まで、鳴り物(ブラスバンド・メガホン等)の
応援禁止。飲酒禁止、入場時」検温、消毒実施等々。
開会式は午前9時、「パプリカ」の音楽に合せ選手入場、
今年は、第一目に対戦する6校(仙台育英、明徳義塾、
下関国際、健大高崎、北海、神戸国際大付)のみ参加。
入場・整列の後、他の26校は事前に入場行進を撮影し、
録画の画像を後方の大型ビジョンに写し出された。
高校野球は原則・高校生により運営され、開会式の司会
は、長崎日大高校3年の法蔵寺花映さんが勤める。
(NHK杯全国放送コンテスト参加の6千人から選出)
選手入場後・国旗掲揚が行われ、国家斉唱は菅谷茉友さん
(千葉県立幕張総合高校3年)が「君が代」を独唱。
(将来はミュージカルの舞台に起つのが夢とか、、、)
萩生田文部科学大臣の式辞、高校野球連盟の八田英二会長
の「コロナ過の中、大会運営には感染予防対策には万全を
きし、選手・関係者・入場者の皆さまの安全を優先、、」
との開会挨拶があった。
選手宣誓があり、この後の第一試合出場予定の仙台育英
高校のキャプテン・島貫丞選手(3年)が宣誓した。
春夏を通じて最も長い宣誓は力強く、聞く者すべてに
感動を与え、大会を応援したくなるものでした。
選手宣誓
「今日ここに、高校球児の憧れの舞台である甲子園が、
戻って来ました。 この一年、にほんや世界中に多くの
困難があり、そろぞれが大切な多くのものを失いました。
答えのない悲しみを受け入れることは、苦しくて辛い
ことでした。然し、同時に多くの事を学びました。
当たり前だと思う日常は、誰かの努力や協力で成り
立っているということです。感謝、有難う御座います。
これは出場校全ての選手、全国の高校球児の思いです。
感動、喜びを分かち合える仲間と伴に、甲子園で野球
が出来る事に感動しています。
希望、失った過去を未来に求めて、希望を語り実現す
る世の中に。 そして、この3月で東日本大震災から
10年となりました。
日本へ世界中の多くの協力や支援を頂き、仲間に支え
られながら困難を乗越え、10年前、あの日見た光景
から想像できないほどの希望の未来に復興が進んでいま
す。 これからの10年、私達が新しい日本の力になれ
るように歩み続けます。
春はセンバツから、穏やかで鮮やかな春、そして1年と
なります様に。 2年分の甲子園、一投一打に多くの
思いを込めて、プレーする事を誓います。
令和3年3月19日 仙台育英学園高等学校
硬式野球部主将 島貫 丞
コロナ過、暗いニュースばかりが続く世の中、、、、
久しぶりに、若者の力強い言葉に感動を貰いました。
今日の1句
球児来て何やらうれし春の風 ヤギ爺