「チャイルド４４」

トム・ロブ・スミスの「チャイルド４４」を、読み終わったところです。

あ～～！！怖かった～～！！！

途中何度も、棄権しかかりましたよ。

「もう、読めない」って。

でも、『このミステリーがすごい！２００９年版　海外編　第１位』という帯を信じて（最後まで読めば、きっと良い作品なのだろうと信じて）読み続けました。

結果、

うん、なかなか良い作品でした。

なにが、怖いって、旧ソ連という設定（社会主義国家）の恐ろしさが尋常じゃない。

戦争物や、ナチスなども、苦手なんだけど、これも、その類。

理不尽な世界って、ホント、怖い。

正義が、まかり通らないの。

勧善懲悪じゃないと、世界が、混乱すると思わない？

混乱しきった異常な世界なのよ。

そんな中、一筋の光というか・・愛が・・・最後まで読んで良かったと思わせてくれるわけだけど。


それにしても、著者は、２７歳くらいだと思うのだけど（定かではない）すごい力量だなぁと、口が、アングリと開いてしまった。

その若さで、人生の奥深さを描き出せるって、すごい。

ミステリーのプロットとか、時代背景は、頭が良ければ考えることも、調べることもできるわけだけど、

人の心の中を描くっていうのは、人生経験がないと書けないように思うのだけど、そうじゃないのかしら？

それとも、私のような凡人には、想像だにできない世界があるのかしらん！？

天才って呼ばれるような人たちっていうか。

そういう一人なのだろうな。

S・キングの息子さんも、良い作品を書いているらしいですね。

今度、トライしてみたいです。


でも、しばらくは、心臓が、バクバクならない穏やかな作品を読みたいものです。



　

お弁当

このところ、お弁当の写真を撮ることはなくなってしまったのだけど、

毎日、作っていますよ。


代わり映えしないお弁当なので、わざわざ撮るほどのものではない気がして。

　

　　　　　　　　　　　　　　　　　


　　　　　　　　　　　今日は、フッと思い出して、撮ってみました。



すると、リヨンが寄ってきたので（いつも、ストーカーのように付きまとってくるのだけど）・・・パチリ！！