「Yakkoだより」

お菓子のこと、わんこのこと、おいしいもの、そして今日のハッピーを書き綴ります。

フランスでの交通事情

2009-05-07 10:49:22 | 
しばらく、フランスネタも滞っていましたが、(PCの調子が悪くて)

復活です。



もはや、過去の出来事になってしまった感のある「フランスネタ」ですが、

まだまだ書きたいことが残っています。

どうぞ、お付き合いくださいませ。


フランスで、ちょっと驚いた道路事情。

まず、路上駐車の多いこと。

両脇に、延々と車が駐車されています。

これは、国に認められていることなので、まったく違法ではありませんが、

日本人の感覚から見ると、ちょっと驚き。

そのせいか(!?)フランス人は、縦列駐車も上手だし、運転そのものも上手なような気がします。

なにしろ、両脇べったり車が停まっている狭い道路を、すいすいと通っていくのですから。


それと、いい意味での驚きは、車より、圧倒的に「人間優先」ってこと。

道路を横断しようとして立っていると、大概、車が止まってくれます。

日本だったら、

道路を横断しようとしたら、人間は、車の波が切れるまで待って、それからgo!ですよね。

ところが、フランスでは、かなりの確率で車が止まってくれます。

信号機のあるところでは、もちろん、信号に従いますけど、

人間は、赤でも渡ったりしてますよ。

圧倒的に、人間が強気。

この感覚は、すごく人に優しくて好きです。


反対に、香港は、恐ろしいほど「車優先」!!

車と人間が事故した場合、100パーセント、人間が悪いってことになるそうです。

ですから、車が強気。

人が、道路を横断中だろうが、お構いなしに車は突っ込んできます。

鈍くさい田舎の日本人の私など、道路を横断するのは命懸け。

右見て、左見て、右見て、左見て・・・なかなか渡れない。


それと、ワインの国、フランスならでは(?)飲酒には寛容です。

これは、どうにも、受け入れがたいことですが、水かわりに(!)ワインを飲んで、車を運転するっていうのは、よくあることみたいです。



高速道路が発達しているフランス。

右側通行の道路なので、2車線道路では、右が走行車線、左が追い越し車線です。

基本的に、車は、全部、右(走行車線)を走ります。

そして、追い越したいときだけ、左に移動し、追い越し、すぐ元の車線戻ります。

ですから、渋滞にならない。

日本では、普通に、右でも左でも走行してますよね。

遅い車でも、追い越し車線を、ずっと走っていたりするので、渋滞を引き起こす原因のひとつになったりしていると思います。


フランスでは、信号が少ないように思います。

郊外に出ると、信号は、ほとんどなくて、交差点は、サークルになっています。

この仕組みが、よくわからないのですが、

交差点に来た時、サークルの中に入って、くるくる回りながら、行きたい方向に出ていく・・・・と、なっています。

私だったら、永遠に出ることができなくて、くるくる回っていそうな気がしますが。

そのせいか、(信号がないせいか)渋滞になりにくいように思います。

これも、おもしろい仕組みですよね。


ずっと前、まだ日本に、セルフのガソリンスタンドがない頃、

フランスで、初めてセルフのガソスタを見て、とっても驚きました。

今では、日本でも、当たり前なんですけど。


私が見た「フランス」は、ほんの一部でしょうし、独断と偏見が入っているかもしれないので、これがすべての真実ではないと思いますが。


日本の良いところと、フランスの良いところ、

いろいろ感じた交通事情でした!!