シンプルな食事

もう、最後に近くなったフランスネタです。


フランスに行って良かったと思うこと、いくつかあるうちのひとつ。

食事がシンプルになったこと。


以前、娘がフランスでホームステイなどしていた時、

よく言っていたんですよ。

「フランスの人って、食事も、すごく質素」って。

その頃、ふ～ん、そうなんだぁ～！、と漠然と思っていました。


で、なぜか、フランスに滞在して、食事が質素になった私たち。

理由は、よくわからない。

小さな台所で作るから、質素にならざるを得ないってこともあったと思うけど。

なんでしょうね～

いい素材が、たくさんあるから、それだけで満足した・・・とも言えるかも。

たとえば、美味しいチーズとバケットとサラダとワインがあったら、

それだけで、「う～ん！なんて美味しいんでしょう～！！」と思ったし・・・

ランチは、バケットのサンドイッチだけでも、すごく美味しく感じたし・・・

（とろけるようなスモークサーモンがたっぷり入ったバケットサンドなんて最高！）

そんなこんなで、なにも豪華な料理が並ばなくても、シンプルな料理が少しあれば、それで十分しあわせ！ってことに気付いたのかもしれない。

これは、良かったと思えることのひとつ。



先日きた食器洗い機。

すごく便利。

音は、ちょっとうるさいけど。

でも、我慢できないほどではなし。

忙しい朝、洗い物が半分になったし、疲れて帰った晩も、洗い物が半分になったので、すごくラク。

洗い物が、まったくなくなるってことはないけど。

お鍋とか、フライパンとかあるしね。

でも、菜箸や、小さなまな板とか、包丁も入るので、殺菌にもなって良いかも。

ただ、前にも書いたけど、漆塗りのお皿とかはダメ。

私は、漆塗りのものが好きなので、湯呑もそうだし、ご飯も、汁物も、小皿も、全部、漆器を使ってる。

ちょっと、苺を入れたり、煮物を入れたりも、漆器を使う。

懐石盆に、ちまちまとお皿を並べると、料理が貧相でも、すごく素敵に見えるから好き。（ごまかせる！）

でも、食洗機に入れられないとなると、だんだん使用頻度を落としそう。

そんな自分が、そこに見えていて、ちょっとこわい。