挨拶

またまた、フランスネタです。



３週間、フランスにいた間に、どれほどの「ボンジュール」を聞いたことでしょう。

そして、私も、どれほど、言ったことでしょう。


フランスでは、アパートを借りて生活していたのですが、エレベーターや、階段、廊下、エントランス・・などで、同じく短期滞在している人（まったく知らない人）と出会うと、必ず、「ボンジュール！」と、言われました。

みな、誰と出会っても、「ボンジュール！」と、声をかけるんです。


街に出て、店に入れば「ボンジュール！」「ボンジュール！！」

次の店でも、「ボンジュール！」

マルシェでも、「ボンジュール！！」


私も、おなじく、どこでも、誰にでも、「ボンジュール！」（プラス笑顔で）と言ってました。

日本に帰って・・・日本人って、案外、挨拶しないなぁ～と感じました。

「挨拶は大事」って、教えられてきたはずだけど。

知らない人には、挨拶せず、知らん顔を決め込んじゃうものね。



そうそう、先日、夜須の自宅付近で、リヨンの散歩していた時のこと。

我が家は、丘（山？）の途中に家が建っていて、リヨンとは、そのまま山の上まで歩くのが、お決まりの散歩コース。

山の方は、人家も少なく（２軒のみ）人も車も通らないところ。

その帰り道、「こんにちは～！！」と、声をかけられたのです。

ふと見ると、学ランを着た中学生の男の子が自転車に乗っている。

そのまま、私を追い抜いて、道を下って行ったのだけど、見たこともない男の子。

そういえば、山の途中に脇道があって、団地の子が近道にしていることを思い出した。

なぁんだ！団地の子かぁ～、と納得したものの、

全く知らないオバサン（私のこと）に、ちゃんと挨拶ができるなんて！と、感心してしまった。

さすが、田舎の子！！

学ランを着た中学生のたった一言で、とっても、いい気分になれた一日でした。

挨拶って大事だなぁ～