「Yakkoだより」

お菓子のこと、わんこのこと、おいしいもの、そして今日のハッピーを書き綴ります。

新盆(初盆)

2021-08-15 15:27:50 | 今日のできごと

母の初盆でした。

母が亡くなったのが、昨年12月4日。

もう、8ヶ月が経ちました。

思い出は尽きることなく、

日々、あんなことをした、こんなことをした、と

母との思い出が蘇り、

寂しさを繰り返し味わっています。

 

 

お盆の準備は、兄夫婦がすべて整えてくれました。

母の家の駐車場に行くと、

施餓鬼棚がしつらえてあって、

後で、お坊さんが詳しく説明してくれました。

 

(正しく聞き取ってはないかもしれませんが)

施餓鬼棚とは、餓鬼道にいる霊が、くっついて帰ってくることがあるので、

その餓鬼に対して、食べ物をあげる場所のようです。

餓鬼とは、食べても食べてもお腹が空いていて、

飲んでも飲んでも喉が渇いている欲の深い霊だそうです。

 

餓鬼のことを知りたくて、インターネットで調べてみました。

天界には、6道(6界)の世界があって、

地獄道(界)苦しみの世界。地獄の世界です。

餓鬼道(界)ガリガリに痩せ細った飢えと渇きの世界。欲深くケチな人が餓鬼に生まれる。

畜生道(界)動物や鳥の世界。いつも敵から襲われる「不安」を持つ世界。

修羅道(界)闘争の激しい世界。愚痴の心を持つ世界。

人間道(界)今、私たちがいる世界。

天上道(界)楽しいことがいっぱいある世界。でも、苦しみがないわけじゃない。終わりがくる苦しみがある。

詳しく書くと長文になるので、私が解釈して短くして書きました。

間違っていたら、ごめんなさい。

 

 

最初の施餓鬼棚の話に戻りますが、

餓鬼は、暗くて湿った所が好きだそうです。

なので、棚の周りに、竹のひしゃくで水を撒き、湿らせます。

施餓鬼飯というご飯(みじん切りした茄子と胡瓜とお米)をお供えし、

餓鬼にふるまうのだそうです。

紐のような物に、火をつけて(迎え火のように)小さなお皿に並べました。

 

知らないことばかりで、

お坊さんのお話が有り難かったです。

 

信仰心がない私ですが、

父も母も、信心深かったので、

私も、勉強して、ちゃんと供養しなければ、と思ったことでした。