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話し上手とは

2025年01月05日 12時05分48秒 | 朝目覚めたら新しい自分がある
朝目覚めたら新しい自分がある
「話上手とは」

もしあなたが「私は口下手だから」と悩んでいるとしたらそれはあなたの誤解であるかもしれません。立て板に水を流すような話し方が話し上手だと思っているとしたらそれはやや早合点でしよう。
 話し上手というのは相手の話を温かく聞いてあげられることが本当の話し上手なのです。自分勝手にとりとめのない話をする人に限って人の話をまともに聞いていないことが多いのです。
 例えばあなたが旅行の話をしているのに、相手はあなたの旅行の話には興味を示さず、自分の話にすりかえて自分の旅行体験の話をし出したという経験はありませんか、そのときあなたは不愉快になるはずです。
会話というのは相手があって自分があるという関係なのです。人間関係にとって自分の話を関心をもって聞いてくれる人を大切にしたいもので、だから聞き上手は相手にとってあなたは「とてもいい人」になるのです。会話というのは人間関係の基本的媒体であるから、聞いてあげられることができる人が好まれる人となるのです。
 聞き上手になるにはどうすればよいのか、相手の話を興味深く聞きながら「相づち」をうつことです。うなずきながら相手が話しやすいようにしてあげることです。「えっ、本当に!」「へぇ~、知らなかったわ」「・・・それからどうされました」「なるほど、たいしたものですねぇ」など感嘆語を交えると相手はついつい話に弾みがでてきます。また聞き上手になるためには「質問上手」になることです。「鈴木さんは写真がお好きなんですね」「先日北海道に旅行されたんですってね、いかがでしたか」「こちらの絵は鈴木さんがお描きになられたのですか」「ずいぶん立派な生け花ですね、生け方にも工夫がいるんでしょうね」など、質問は目の前にあるような物を話題にするといいのです。相手が応えると「で、どうされました?」「まあー面白いお話ですねぇ」「えっそうなんですか、それで」など相づちをうちながら言葉を投げかけていくと、相手はあなたにのせられてしまいます。
 話し上手はペラペラと喋るというのではなく、相手に快く思われる聞き上手が真の「話し上手」ということを認識すべきです。



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