「古都逍遥 京都・奈良編」「花の詩」「日常のこと」や花や風景写真

 京都・奈良を中心に古刹・名刹や「花の詩」等の紹介。花や風景写真、オリジナルの詩、カラオケ歌唱など掲載しています。

いつも今が始まり、一瞬懸命(その8)

2020年11月23日 20時45分39秒 | いつも今が始まり(生き方論)
《人の心に花一輪》
■誠実な思いやり
 人間が人間として本質的に持たなければならない心のあり方、それは人を慈しむ心、思いやりであり、「人の心に花一輪、棘を残さず花を残せ」の精神です。中国の古典「論語」に書き記された話ですが、孔子が自らの生き方について「吾が道は一、以てこれを貫く」と弟子たちに説きました。弟子たちは「吾が道は一」という意味がわからず、孔子の高弟である曾子にその意味を聞くのです。曾子が言うには、「吾が道は一」とは、「忠恕(ちゅうじょ)」であると教えるのです。「忠」とは誠、誠実な心であり、「恕」とは慈悲深い思いやり。つまり「誠実な思いやり」という意味なのです。
 「人の心に花一輪」とは、この誠実な思いやりを持って人と接し、自らの営業(商い)道としようということです。
 お客様の心に一輪の花を残すような良い印象を与える思いやりの接し方は、今日のようなクロスセリングの市場にあって、ますます顧客に求められお客様の心を離さない人間関係のあり方なのです。
■人の喜ぶを我が喜びと為す
 白雪姫の物語はよくご存じでしょう。美しいお妃さまが鏡に向かって「鏡よ鏡、世界中で一番美しいのはだ~~れ」と問いかける。鏡は自分の姿、心を映し出します。鏡に映し出されたお妃さまの美しい顔は虚栄心の高い魔女の顔だったのです。
 さて物語の話から離れて、あなたの手のひらに「かがみ」と書いてみましょう。書いたら「かがみ」の真ん中の字を取ってみてください。何という字になりますか? そうです「かみ」になりますね。鏡に映し出す自らの心から「が=我」を取れば「かみ=神」の心になるのです。我を取る、それは「人の喜ぶを我が喜びと為す」、そんな自分になれるのです。
 では、どうすればお客様に喜んでいただけるのか、何をお客様は望んでおられるのかを、絶えずお客様の要望に心を傾けなければなりません。気マメ、足マメに、いつまでもお客様に対して気配りを怠ってはなりません。

~お断り~
いつもお訪ね頂き、またご丁寧にコメントを添えて頂きました皆様に、心より感謝申し上げます。
暫くブログの更新とコメントへのご返信を控えさせていただきます。
来年には再開できるかと思いますが、この一年のご厚誼に厚く御礼申し上げると同時に佳き年をご健勝にてお迎えくださいますよう祈念しております。
有難うございました。

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秋の色彩

2020年11月22日 22時27分12秒 | 紅葉風景
GoToトラベルで静かだった京都が再び賑わっている。
だが外国からの観光客が居ないことから昨年までのような大名行列ではない。
紅葉真っ盛りの古都だが、そろそろ私は忙しい時節に入ることからブログ更新やコメントへのご返事も途絶えがちになると思いますが、どうぞご容赦下さい。
アップ予定の画像がまだ少し残っているので、いま少し更新して暫く無沙汰させていただきます。

<ミルク色の秋>








<窓辺の秋>






<煌めく秋色>




















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ウィズコロナ 難しい局面に

2020年11月21日 12時05分44秒 | 日常のこと&写真
 ウィズコロナというけれど、感染拡大に歯止めがかからず、大阪も急増、わが市も二桁感染者数が続く。
国や地方自治体による行動規制を行うことが難しい我が国では、個々人による感染対策に委ねることしかできない。
しかしながら春から続く「新たな生活様式」に癖癖し始めた人たちが現れても不思議ではなく、そういう人たちを村八分にすること自体人権問題となる。
あくまでもそれぞれの認識と良識に委ねるということになるだろう。
私自身は厚生省が勧める感染情報のアプリをダウンロードし毎日チェックしている。だがこれとて登録者が少なければほとんど意味がない。
 さて、感染拡大に歯止めがかからない現況を鑑み、GoToイートなどの一時中断の検討を始めたようだが、ある意味では止むをえないところかもしれない。
だが、春に実施した「緊急事態宣言」が再び発出されるようになると感染拡大にある程度歯止めがかかるかもしれないが、春のような自粛を行わない事業者もでるのではなかろうか。あのとき大阪などが特にそうだったがパチンコ店がそれに応じず営業を続け倒産を免れた一方で、要請に応じたところではわずかながらの交付金・協力金では事足りず閉店・廃業に追い込まれたのも事実。多くの失業者が出た。
まだ企業に余力があった当時だが、現下では疲弊がはなはだしく、息絶え絶えの自営業、家内工業、中小企業、はたまた大企業に至るまで困窮極まりない。
 私の兄の会社ではサービス業を相手にする事業だけにその影響は大きく、国や自治体の交付金では事業継続が難しく従業員の解雇と合わせ資金繰りに困窮し始めている。
わが社も得意先の本体は大企業であるためまだ繋ぎ留められているが、その傘下の代理店や個人営業主、個人営業職の購読中止が続出、はらはらドキドキの日々を送っている。
少人数での営みと自宅を事務所にしている点から店舗費の不要等が幸いしているものの、当然報酬はカット、カットが続く。
 緊急事態宣言が出されれば、兄の会社も含めて倒産する企業、事業所が増加することが目に見えており、路頭に迷う世帯が未曽有の数となるだろう。
国や自治体ではそれらの全てを救済することは難しかろう。企業の赤字決算が続出していることも踏まえ税収が激減、消費が停滞していることから消費税の落ち込み、サービス業の困窮からそれらからの税収も無く、日銀の無価値な紙幣を市中にばらまかざるを得ない経済政策では日本経済の動脈がボロボロになりかねない。
 国民が国家統制もやむなし、個人の自由が拘束されてもやむなしという法制度を認めることに意識が傾いてくれるようになると国家統制で戒厳令でも発令することができるだろうか、それができない以上、国民の自主性、良心に委ねざるを得ない。
 だが、再び緊急事態宣言が発出されたとしても「倒産」「廃業」を避けたいとする事業主は、春のパチンコ店と同様、会社・店舗を公表されたとしても、それに逆らって営業を続けるところが多くなるだろう。事業主自らと従業員の暮らしをも守ってあげねば路上生活者が増えるほか、失業死亡者も出ることだろうと懸念は果てしない。

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宮島の秋

2020年11月20日 10時17分23秒 | 紅葉風景
数年前、妻が突然に「厳島神社のツアーを申し込んだわよ」と、夕食時に話しかけた。
宮島へは一度行きたいと思っていた憧れのところだ。
「私のプレゼントよ」というのだ。
はて何のプレゼントだろうとしばし考えこんだが思い当たるところがない。
太鼓部創設20周年だった。
妻と共に創った太鼓部なので2人のご褒美というわけだ。
あいにく仕事が多忙なためツアー日は一泊することができず日帰りという慌ただしい旅行だった。
それでも念願の厳島神社、7時30分JR大阪駅バス発着場集合。朝食も食べず6時早々の京阪電鉄に乗り込んだ。
たっぷり余裕のある時間、現地で急かないためにも早めにでた。
好天に恵まれ旅は快適だった。
厳島神社見物ののち、遊覧の小舟に乗り海から神社を眺め、鳥居の下をくぐった。
十分な自由時間をとっていてくれたツアーだったので、境内周辺もゆるりと散策できた。
良い想い出の創部20周年記念となった。























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京都の秋

2020年11月19日 09時22分15秒 | 紅葉風景
紅葉風景のUSBメモリーを開いているとバラバラに保存している古都の秋景色がみつかった。
きちんと場所ごとに整理していればよいものを自分なりの「お気に入り」として拾って保存するものだからバラバラに。
時系列ではないが、その中から何点かアップしてみたい。

<東福寺>








<清水寺>




<竜安寺>












<法然院>




<安楽寺>


<十輪寺(業平寺)>






<大原野神社>




















<八瀬瑠璃光院>



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9月並みの陽気

2020年11月18日 18時24分49秒 | 紅葉風景
昨日の紅葉狩りも暑く、散策の途中でブルゾンを脱ぎ、妻もコートを脱いだ。
そして今日も晴天でやはり暑かった。
妻が「異常気象だね、昔はこんなに暑くなかったし、木枯らしが吹いていたわよね」という。
確かに今年は11月も下旬にさしかかろうとしているのに暑い。
だけど私の記憶では、似たような天候が過去もあった。暖かな秋となって紅葉時期が12月にずれこんだことが何度かあった。
東京から義母と兄たちが泊まりに来た時も暖かな陽気が続き12月初旬が見ごろとなり仁和寺に紅葉狩へ出向いている。
娘たちの子どもの頃にも暑い日があり夏日を記録したことを覚えている。
曖昧な記憶のままここで書くのも出来ないので、確かめるため11月の過去の気温を調べた。
するとやはり記憶は正しかった。
確認できた年代だけ記載してみると、1962年、1975年、1977年、1979年、1982年、1998年、2009年にも11月中旬に夏日25度を記録していた。
初旬も加えるとさらに多く、11月の夏日(25度台)は稀にみる暑さということではなかった。若い年代からこういう夏日は存在していたようだ。
ただ、数日続くというのは珍しく、今年はその稀有の気候といえるだろう。

 秋景色は隣接する八幡市「松花堂」の庭園。







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京都真如堂の紅葉

2020年11月18日 11時19分43秒 | 日常のこと&写真
今朝NHKの朝7時からのニュースで京都真如堂の紅葉を紹介していた。
真如堂の紅葉は洛中の中でも人気のある紅葉の名所である。
平安神宮の上手、つまり北に守護職を任じられた会津藩の拠点とされた「金戒光明寺」があり、その墓地づたいにさらに北へ上がると「真如堂」がある。金戒光明寺境内を抜けずとも通常の道があり、それを辿る方がわかりよい。
私はもう何度も青紅葉や紅葉撮影に行っているが、一昨年妻と共に更に訪ねている。
その時に撮影した写真をアップしてみます。というのは今朝のNHKニュースでは真如堂の紅葉を紹介しきれていなかった。恐らく十分紅葉が進んでいなかったのだろうと。
まだほんの一部ですが、とりあえず。









































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京都大覚寺の秋色

2020年11月17日 20時42分26秒 | 紅葉風景
愛宕念仏寺や化野念仏寺の紅葉を撮りたくて妻を伴って出かけたものの、陽気が急変し9月並みの天気が続いたことから紅葉が遅れ紅葉もくすんでいた。
 それで急遽行き先を変更し「大覚寺」へ。(京都 嵐山 大覚寺 恋に疲れた女がひとり ♫)
ここは京都勤務時代、毎月1日に写経に通った縁の深い古刹。法話を聞き写経で心を鎮め、事業所経営の方策を練っていた。12ヵ月通い続け寺院より「功徳証」を授与された。
 その後も好きな寺院として時折訪れていた懐かしい所だ。
 紅葉は今一だったが、大沢の池に映える秋模様を撮った。
 そぞろ歩きながら相変わらずのボケとツッコミのお笑いコンビ、お陰で楽しい紅葉現物となった。
 帰りは13時頃になったが、「もう帰ろ」と云うから嵐山の渡月橋を経由して色付き始めた嵐山を横目に見ながら、桂川沿いを下り、松尾神社や鈴虫寺に接する通りを経て国道9号線千代原口へ。ここには二人とも好きな「横綱ラーメン」がある。久しぶりとなるが横綱ラーメンと餃子で昼食。妻は一年以上ご無沙汰していた。麺は博多ラーメン風の細麺で故郷の味で美味であった。
 帰宅は2時少し過ぎた。往復63㌔の行程だった。
 少しだけ昼寝をして大相撲を観戦し塾の仕事へ。


                 <嵯峨菊>


























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来週から繁忙期に・・・

2020年11月16日 18時39分01秒 | 紅葉風景
秋が深くなり、年賀状の絵柄を何にしようかな? と考える時節に入ると私の仕事が多忙期に入る。
新春号の編集に入らねばならず、得意先代表者への「年頭所感」の依頼や、その原稿の編集。そして表紙を飾る揮毫の依頼や打ち合わせや写真撮影。
記事編集が時間との闘いとなることから、来週から約1ヵ月ほどブログにもかかれなくなるかもしれない。
そんなことから今週いっぱいでしばらく休止させて頂くことになりますので宜しくお願いします。
明日はその前のひと時として妻と嵯峨野の紅葉巡りを予定している。

<写真はマンション周辺と近くの公園・社寺などの紅葉風景(PLフィルターを使用し調光)>
ギラギラにならないように気を付け、背景処理を慎重に見極めながらフレミングをするのですが、なかなか難しくて一向に満足な写真が撮れません。































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いつも今が始まり、一瞬懸命(その7)

2020年11月15日 18時23分10秒 | いつも今が始まり(生き方論)
 講演家時代の講演原稿の中から紹介しています。今回で7回目で、次回からは別のテーマを採り上げたいと思っております。

【積極的なイメージを持とう】
 理想と信念の関係についてお分かりいただけたでしょうか。
果てしなく続く壮大なロマンともいえる理想のレールの上を、信念という力強い機関車を走らせましょう。
エネルギーである情熱を絶えず燃やしながら突き進みましょう。その継続は力となって、あなたに襲い掛かるあらゆる障害も壁も打ち砕いて突き進むことでしょう。
 もう何も思い煩うことはありません。心に描いたあなたの人生、その仕事を天職と思い迷わず積極的に「何とかなるさ」の思いで突き進みましょう。
この先何が起ころうと迷ってはなりません。
 人生には四つ耐えなければならないことがあるといいます。
それは、「冷に耐える・苦に耐える・煩いに耐える・閑に耐える」であり、これを説いたのは中国・清の時代の曾国藩です。
 販売(商い)の世界では、この先きっとこの四耐が口を開けて待ち構えているはずです。
理想を失わず歩みを止めず、決して恐れたり落胆したりせず挑んでいけば、四耐の山も谷も越えることができるはずです。
 しかし、時として人間である以上、心が萎えるときがあります。心構えや意志の力が加速を落とすこともあるでしょう。
だから朝目覚めて毎朝歯を磨くように、心構えも磨かなければなりません。
 心に癖をつけましょう。心に癖がつけば行動にも癖がつきます。前向きで積極的な心の癖をつけましょう。
成功実現を心に描き続けることです。
「私は想像する(成功することをイメージする)、私はそう思う(成功すると心に絶えず言い聞かせる)、私はそう信じる(成功すると信じて行動する)、私はきっとそのとおりになる」。このようなイメージを描き「私はできる、私はできる、私はできる」と言い聞かせ歩みましょう。
「あなたはきっとできる」。


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