長年の課題でもあり夢でもあったわが市の文化劇場がこの9月に「総合文化芸術センター」としてグランドオープンする。
大中小ホールの他に美術ギャラリーや憩いのスペースなども設けられている。
その前夜祭に辰巳満次郎氏「船弁慶」並びに野村萬斎氏「末廣かり」が演じられる。そして中村勘九郎・中村七之助氏を迎えて「錦秋特別公演」、わが市出身の世界的ヴァイオリニスト・五嶋みどりさんの特別リサイタルなど記念公演等が続く中、11月20日に「市民芸能ファンタジー」を開催。その午後の舞台に我々太鼓チームが出演することとなった。
8月からその本格的練習に入ることから、演目とキャスティングポジション等を決め、本番舞台における舞台配置図やタイムスケジュールも決定し、各位に配布するため今日、仕事を終えた午後から取り組んだ。
前回の練習であらかたの配置を指示し演奏時間をストップウォッチで計り見当をつけている。
8月10日までに実行委員会に舞台配置図、進行時間、照明、MC等を作成し送付しなければならず、併せて本日、下書きを作成した。
舞台搬入セットから退却までの総時間が14分30秒。各20秒ほどの時間的余裕も入れてのタイムだから、制限時間15分には確実におさまる。
あとはこれから練習の度にセット、移動の練習も行う。だれが何を舞台のどこにセットするかも決めてあり、その指示表に従って迅速に行わせる。
団体によっては、このようなことをしないため持ち時間をオーバーし、押せ押せの進行となる。
我がチームはいつも綿密に段取りし、確実に運べるようにその練習もすることから30秒たりとも狂いがなく、実行委員会のスタッフには絶大な信頼を得ている。
今回はこけら落としの重要舞台、寸分の隙もないように訓練しておきたい。