やまちゃん奮闘記

1970年代から海外に出かけ、滞在した国が合計26か国、21年の海外生活が終わりました。振り返りつつ、日々の話題も、

宮崎駿監督の引退宣言、5度目のウソ?と報道 ー 人民報

2013-09-04 | 社会・風俗
第70回ベネチア国際映画祭の記者会見の場で、スタジオジブリの代表が日本のアニメ界の巨匠、宮崎駿監督の引退を表明したことは、世界に大きな衝撃を与えた。
しかし、人民網は、この報道を受けて、揚子晩報の報道を引用し、宮崎監督はこれまでに5回引退を表明した過去があり、今回こそ本当か?と疑いの報道をしている。(=>9月4日人民網

1回目;1986年、公開された「天空の城ラピュタ」の興行成績があまり振るわなかった状況下で、正に働き盛りの壮年期にあった宮崎監督はメディアの取材を受けて引退の意思をほのめかした。

2回目;1992年、宮崎駿監督が当時最も作りたかった長編アニメ映画「紅の豚」が各方面で賞賛を受けた後、宮崎監督は、「やりたいことをやり尽くした。私のアニメはこれで完結した」と語った。

3回目;1997年、「もののけ姫」が200億円という驚異的な興行収入の記録を叩き出した後、体調があまり良くなかった宮崎監督は公共の場で、「これが私の最後の作品だ」と発表した。

4回目;2004年、「ハウルの動く城」で196億円の興収を記録する大ヒットを飛ばした後、宮崎監督は再度、「すでにアニメ映画を作る情熱を失った」と言葉の中に引退の意思をほのめかした。

この記事を読んでいると、宮崎駿監督の心の複雑な気持ちの表現が、言葉尻をとらえて、引退宣言と受け取られてしまったと思われる? または、ネット報道の受け売り?

ネットでは、「引退宣言」は本当なのか 「これで何度目?」「引退後の新作楽しみ」とか、色々言われているのも、事実だ。 監督は新作を発表する度に「引退宣言」をしているため、そのうち撤回するはず、といった書き込みがネット上に多数出ている。(=>J-CASTニュース