やまちゃん奮闘記

1970年代から海外に出かけ、滞在した国が合計26か国、21年の海外生活が終わりました。振り返りつつ、日々の話題も、

無錫の海力士工場爆発事故 その後 2

2013-09-17 | 通信・PC
無錫にある海力士(Hynix)DRAM工場が4日爆発事故を起こしたことは、皆さんご存知のこと思います。(=>科技新報

操業を停止している中国工場の操業を2─3週間以内に再開できる可能性がある。さらに前倒しで再開できる可能性もあるとか、復興まで3か月必要か?とはっきりしてなかった。

しかし、SKハイニックスは10月から操業を正常化することを明らかにしていた。(=>ロイター
16日のEMSOne報道では、最新の調査として、9月4日に火災を起こしたSKハイニックス(SK Hynix)の中国江蘇省無錫工場について、少なくとも2カ月分の投入量、具体的には26万枚分が影響を受けるのは避けられないとの見方を示した。台湾の夕刊紙『聯合晩報』(9月15日付)が報じた。
また、台湾の経済紙『工商時報』(同16日付)は、SKハイニックスが、韓国工場のNAND型フラッシュメモリの生産能力を利用してDRAMを生産することを決めたと報道。
これにより、NAND型フラッシュメモリが2013年第4四半期、供給不足に陥る恐れがあるとの見方を示した。

DRAMeXchangeは、火災の起きたSKハイニックス無錫工場の被害状況について、火元は化学蒸着(CVD)の重要装置が設置されているフロアだったと指摘。
設備が焼けたほか、クリーンルームも煙と停電で汚染され、生産中のウェハが被害を受けたとした。
ただ、同工場はツイン・タワーの構造であり、かつ、クリーンルームなどの重要施設がすべて独立のシステムで運営されていることから、生産能力の半分は、被害を免れた模様だとしている。

工商時報によると、SKハイニックスは9月第2週、顧客に対し、無錫工場の火災後の情況を説明する通知を送付。火災の被害を受けなかったエリアでは、仕掛品(WIP)の生産を既に回復したことを明らかにした。また、火災を出した工場でも、直接の被害を受けなかった生産能力は、10月中旬に生産を回復するとした。