というわけで、カレーを作った。
写真を撮ろうと思っていたのだが、あまりに腹がへっていたので撮る前に食べてしまった。
朝日新聞が「うちのカレーはビーフ派か?ポーク派か?」という調査をしたようだが、48%がビーフ、37%がポーク、その他が15%であった。
我が家はいつも「その他」のチキンカレー。それも骨付き。これが実に美味い。カレー味の骨付き肉をしゃぶりつくのがいいのである。
カレーと言えば、生まれて始めて作ったのが学生時代。
谷〇田君と一緒に作ったのだが、こだわる男である俺たちは、普通のルーではなく、瓶に入っているカレーの粉を買って来て作ったわけである。
しかしいくら入れても「とろみ」が出ず、瓶1本のカレー粉を使い切り、それでもまだ水っぽいとろとろのカレーを作って食べたわけである。
食べて5分後ぐらいにあまりの辛さにトイレに駆け込み、そのままトイレで気を失った。
後で聞いたのだが、カレー粉と共に小麦粉を入れないと「とろみ」は出ないということであった。
こうして命がけでカレーの作り方を覚えるというのも大切なことなのだ。