いわき市のおやじ日記

K流釣り、K馬、そして麺食いおやじのブログ。
山登り、読書、映画、陶芸、書道など、好きなことはいろいろです。

地の果てアルジェリア

2013年01月20日 | エッセイ

前に勤めていた会社の後輩(若い女性)とカラオケに行くと、その女性はなぜか「カスバの女」をいつも歌うのであった。

エト邦枝 カスバの女 1976

「ここーは地の果てアルジェリア」って。

 

アルジェリアの人質事件で人質になっている木山さんは大学の後輩。

なんとか無事に帰ることを祈るばかりだ。

 

アフリカの人々は元々平穏な暮らしをしていたはずなのに、ヨーロッパ諸国がアフリカの陣地取りをしてからおかしくなった。

アルジェリアは19世紀から20世紀にかけて完全にフランスの一部になったため、フランスに対する憎しみがある。

フランスから独立する際、戦争で100万人が犠牲になった。

独立後、民主的に選ばれたイスラム系の政権を軍部がクーデターで倒した時、フランスは黙認した。フランスがアルジェリアのイスラム化を恐れたといわれている。ずっと昔(8世紀)からこの辺りはイスラム帝国が支配していたのに。

そんなわけだから、イスラム主義者はフランスが「けしからん」わけだ。

隣国のマリにフランス軍が介入したことに対し、武装イスラム集団はテロで報復しようとした。

 

無関係の人たちの命を奪うテロは絶対にいけない。

だからと言って話してわかる相手でもない。

世界はまだまだ日本の戦国時代のようである。

コメント
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