5回 (この書き出しは今読んでいる星野源のエッセイのパクリである)。
金沢から一人で車を運転して帰ってきた。
磐越道は新潟から会津若松まで、ほとんど1車線である。
時々インターチェンジ付近とかパーキングエリア付近で2車線になる。
1車線のときに前に白いプリウスが2台いて、ゆっくり走っていたので、
2車線になったとたんに追い越しをかけた。
1車線になるときに左側車線に戻るのだが、前を走っているのはまた白いプリウスだった。
しばらくそのまま走り続け、2車線になったときにまた追い越しをかけ、1車線になるときに左車線に戻る。
そして前を見たらまたしても白いプリウスだった。
そしてその後なんと2回それが続いたのである。
5回連続。
しかも全部白い福島ナンバーのプリウス。
白いプリウスに幻惑されていたのだろうか。
それとも追い越したつもりで実は同じところをぐるぐる回っているという、リングワンデリング状態だったのだろうか。
恐ろしい体験であった。
ちなみに星野源のエッセイでは1日に5回、町で知らない人から声をかけられたそうだ。
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それも「占いの勉強をしているのですが、ちょっとお時間をもらえませんでしょうか?」というもの。
それはそれで怖いものがある。