登場人物が5人を超えた小説を読むと、途中で誰が誰だったか分からなくなることがある。
したがって、ノートなどに登場人物の名前や特徴を書いて覚える。
小説を読むときにノートは欠かせないのだ。
喫茶店に入ってお茶を飲みながら本を読むのは幸せなひと時であるが、ここでも当然、ノートに書きながら読んでいる。
登場人物だけでなく、印象に残った文章も書き写す。
厄介なのはそのノートがあっちこっちに存在することだ。
学生時代に途中まで使ったノートだったり、文庫サイズのノートだったり、メモ帳だったり、手帳だったり。
1冊にまとめるべきなのは分かっている。
できれば後々のためにデジタル化したい。
しかし、スマホは入力が厄介だし、手書き入力のアプリを使うにしても画面が小さすぎる。
そんなわけで買ったのが電子ノート、シャープのWG-S30。
高さはiPhonePlusと同じで、大き過ぎず小さ過ぎず、気軽に持ち運べるサイズだ。片手で持つのにもちょうどいい。
付属のスタイラスペンで手書きで入力する。
最大100冊、3000ページのノートが作れる。
スケジュール表として使うこともできる(最大9冊)。
USBで、パソコンに画像(BMP、JPEG)として転送できる。
価格は1万3千円ぐらい。一つ前の型だと8千5百円ほどだったんだけどね。
値段は1万円を切ってほしかったが、それ以外は大変気に入った。
ネットは非対応。スマホ、タブレット全盛の時代に、シャープはよくこの製品を出したなと思う。