文字を芸術にしてしまう、って世界中でも日本ぐらいなのではないだろうか。
母が晩年まで書を習っていたのを見て、いずれやってみたいと思っていたのだが、その機会が訪れた。
中西儷先生に近くで教えていただけるというので、早速申し込んだのである。
今日が第一回目。
ひたすら「永」の文字を書いた。
「永」には、とめる、はらう、はねる、などいろんな技が凝縮されている。 永字八法というらしい。
20枚ほど書いたのだが、なかなかうまく書けない。
とりあえず一番うまく書いたのがこれだが、最後の「はらい」が不満だ。
一応行書のつもりだが、楷書のようになってるし。
でも最初に書いたこれよりは、だいぶ見られるようにはなった。
中西先生はこんな下手な字でも良い所を褒めてくれるから、書いていて気持ちがいい。
あと100枚ぐらい「永」の字を書くことにしよう。