施設の写真はありません。なぜなら少年院だからです。
初めて少年院に行きましたが、1時間半以上、大変丁寧な説明を受けました。
東京ドーム5個分の広い敷地に、76名の少年が矯正教育を受けていました。
社会復帰してからの再犯を防止するため、できるだけ資格を取得させ、就職できるように個別担任制できめ細かく指導しているとのことです。
職員の方は少年たちの立ち直りのために、次の三つのことを心に刻んでいます。
「住む場所から排除しない」
「働く場所から排除しない」
「人とのつながりから排除しない」
少年院だけでなく、地域の方々や企業と協力体制をとって円滑な社会復帰を図っています。
昨年の6月に出た話題の本。
この本(写真左上)を読んで、あまりの残虐さのため、冷や汗が出て気を失いそうになった部分がありました。
どうしてこのような事件を起こしたのか、事件後の様子はどうなのか、知りたいと思いました。
加害者の本だけでなく、約1ヶ月の間に関連する本を続けて読みました。
著者がこの本を出版したことを肯定すべきか否定すべきか。
1年半近く経ってようやく私なりの結論が出せそうです。