帽子を忘れた子どもが道で
直射日光にやられて死んだ
(「かんかん照り」(1972年)より)
中学生の頃、井上陽水のこの歌を聴いて「いくらなんでも道端で子どもが死ぬってことはないだろ」と思ったが、
熱中症で昨年夏は130人弱、一昨年は160人死んでいる。
日中、外で運動することはおろか、外出そのものを控えなければならない状況だったから、この歌詞が大げさではなくなった。
井上陽水 / カンカン照り (おやじ注「かんかん」が正しい)
「最後のニュース」(1990年)では
原子力の水と石油達のために
私達は何をしてあげられるの
と歌った。
福島第一原発の汚染水の解決が見えない今の状況そのもの。
井上陽水/最後のニュース
そして、
町へ行けば人が死ぬ
町へ行けば人が死ぬ
(「桜三月散歩道」(1973年)作詞は長谷邦夫)
とも歌っている。
「町に行って人が死ぬ? なんじゃそりゃ!」
と思ったがこれも本当になった。
井上陽水/桜三月散歩道
新型コロナウイルス対策の緊急事態宣言の対象地域が、全国に拡大することとなった。
作戦は小出しにすべきじゃないからいいことだと思う。遅すぎたかもしれない。
週末何をするかな。
落語のDVDでも観て笑って過ごすか。
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