いわき市のおやじ日記

K流釣り、K馬、そして麺食いおやじのブログ。
山登り、読書、映画、陶芸、書道など、好きなことはいろいろです。

預言者

2020年04月16日 | エッセイ

帽子を忘れた子どもが道で

直射日光にやられて死んだ

(「かんかん照り」(1972年)より)

 

中学生の頃、井上陽水のこの歌を聴いて「いくらなんでも道端で子どもが死ぬってことはないだろ」と思ったが、

熱中症で昨年夏は130人弱、一昨年は160人死んでいる。

日中、外で運動することはおろか、外出そのものを控えなければならない状況だったから、この歌詞が大げさではなくなった。

井上陽水 / カンカン照り (おやじ注「かんかん」が正しい)

 

「最後のニュース」(1990年)では

原子力の水と石油達のために

私達は何をしてあげられるの

と歌った。

福島第一原発の汚染水の解決が見えない今の状況そのもの。

井上陽水/最後のニュース

 

そして、

町へ行けば人が死ぬ

町へ行けば人が死ぬ

(「桜三月散歩道」(1973年)作詞は長谷邦夫)

とも歌っている。

 

「町に行って人が死ぬ? なんじゃそりゃ!」

と思ったがこれも本当になった。

井上陽水/桜三月散歩道

 

新型コロナウイルス対策の緊急事態宣言の対象地域が、全国に拡大することとなった。

作戦は小出しにすべきじゃないからいいことだと思う。遅すぎたかもしれない。

週末何をするかな。

落語のDVDでも観て笑って過ごすか。


コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« アマビエ | トップ | 花森安治さん »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

エッセイ」カテゴリの最新記事