いわき市のおやじ日記

K流釣り、K馬、そして麺食いおやじのブログ。
山登り、読書、映画、陶芸、書道など、好きなことはいろいろです。

ひとりで北へ

2017年09月30日 | エッセイ

日本語がわからない輩が世の中には多いから難儀だ。

制限速度の制限というのは下限ではなく上限である。

早い話がそれを超えて走ってはいけない。

日本語を正しく理解している私は、片側1車線、70キロ制限の常磐自動車道を、後ろに数十台引き連れて北に向かった。

目指すは仙台。スピッツのコンサート。結成30周年記念コンサートである。

私はスピッツの曲を5曲ぐらい知っているし、「空も飛べるはず」をカラオケで歌って皆を唖然呆然愕然とさせたこともある。

スピッツ / 空も飛べるはず

しかし、知っている曲が5曲では2時間はあるであろうライブを乗り切るには心許ないから、3枚組のCDを買って車の中で聞きながら、知っている曲は車内で歌いながら予習した。全部は聞けなかったけど。

黄色いフィアットの屋根を開けて、サングラスをかけたオヤジが「愛してーるの響きだけで、強くーなれる気がしたーよ」って大声で歌いながら何台もの車を後ろに従えている光景は異様といえば異様である。

 

もともと妻と行こうと思ってチケットを2枚手に入れたのだが、妻はいわき芸術文化交流館(アリオス)でライブをやるようなので、仙台に住む弟と合流し、二人でライブ会場に向かった。

 

利府の会場には1万人はいるであろう観客。

私たち二人はアリーナ席のほぼ中央に座る。客の8割は女性。熱心なファンと思われる女性が私の隣。

ライブが始まると案の定皆が立ち上がり、隣の女性もぴょんぴょん跳ね、サビのところでは手を振り、ノリノリである。

私たちオヤジ二人は乗り切れないまま、2時間半のライブが終了した。

 

しかしさすがだねスピッツ。

歌も演奏も上手い。

変な横文字をやたらと歌詞に混ぜ込んだりせず日本語を大事にしている。

良いわこのグループ。

今度はきちんと予習して出かけることにする。

 

スピッツ / チェリー

 

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