15年ほど前に買った本をようやく読んだ。
当時磐城高校の課題図書だったんだね。
主な登場人物が三人なので、人物相関図は書かずに済んだ。
数学は、中学生の時に沢田先生に頭を引っ叩かれながら教わったおかげで数少ない得意教科。
オイラーの公式はこういうもの。
θをπとするとこういうことになって、
これが小説に出てきたオイラーの等式と呼ばれるもの。
虚数単位のiと円周率のπと自然対数の底eという、あまり関係性がないと思われる個性的な3つを組み合わせ、それに1を加えると、なんと0になるという。
これが何を意味するか全く分からないが、個性的な3つは主な登場人物、1は博士の義姉を表しているのかも。
あらすじは大変わかりやすく、そして静かに進む。本屋大賞も肯ける面白い小説だった。
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