今日の朝ごはんは、お宮でいただいたお餅。
集落の方が作ったもち米を、ご自分で餅にしてくれたものです。
「この間までは、臼と杵でついとったんだが、最近は腰がいとう
なったから、機械でやっとる。でも機械でも十分うめえが」
と話してくれました。
機械を否定せず、かといって昔の道具も否定しない。
そんな話し方を聞くと「偉いなあ、すごいなあ」と思う。
「この間」というと20年も30年も前なのだろうか、と思って聞くと、
5年も昔ではないらしいから、恐れ入る。
本当に最近まで、あの重たい臼と杵を使って餅を使っていたらしい。
「お餅」という食べ物は、私はどうもカビくさい臭いが鼻につき、
苦手な食べ物だったのだが、この集落の方が作るお餅には、
そういうお餅臭さがまったくない。びっくり、である。
きなこと、抹茶を「どさっと」かけていただきました。
高齢の方にとって、お餅という食べ物がどれくらい貴重で、贅沢な食べ物だったのか、ということが佐渡に暮らすようになってから、はじめて気づきました。
島内のイベントで、つきたてお餅無料サービスなんていうものがあった時の
ご高齢の方の目の輝きは、少年少女のようでした。
「佐渡の冬の灰色の空気がぱーっと明るくなる」
それくらいに、高齢の方の目が輝くのです。
あの雰囲気にふれ、そしてこのおいしいお餅を食べ、お餅への見方が変わりました。これもまたすごい経験のような気がしました。
集落の方が作ったもち米を、ご自分で餅にしてくれたものです。
「この間までは、臼と杵でついとったんだが、最近は腰がいとう
なったから、機械でやっとる。でも機械でも十分うめえが」
と話してくれました。
機械を否定せず、かといって昔の道具も否定しない。
そんな話し方を聞くと「偉いなあ、すごいなあ」と思う。
「この間」というと20年も30年も前なのだろうか、と思って聞くと、
5年も昔ではないらしいから、恐れ入る。
本当に最近まで、あの重たい臼と杵を使って餅を使っていたらしい。
「お餅」という食べ物は、私はどうもカビくさい臭いが鼻につき、
苦手な食べ物だったのだが、この集落の方が作るお餅には、
そういうお餅臭さがまったくない。びっくり、である。
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高齢の方にとって、お餅という食べ物がどれくらい貴重で、贅沢な食べ物だったのか、ということが佐渡に暮らすようになってから、はじめて気づきました。
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