お米をおくります

「今、フードバンクではお米が足りません。
現在のお米の在庫は、約700ｋｇです。
700ｋｇとは、配送一ヶ月分を、充分にまかなえるかどうか分からない量です。

お米は、野宿者への炊き出しや助成や外国人のシェルターに
提供しているため、常に必要としています。
一合でも構いません。
いただいたお米は、大切に使わせていただきます。
お願いばかりで、大変心苦しいですが、どうかお米のカンパをよろしく
お願いします。」

フードバンクからの「緊急カンパのお願い」の葉書が届きました。
お米を準備することにしました。

フードバンクとは、そこに集められたお米を
日々の食事さえ食べることができない人たちに提供している団体です。
（念のため、インドとかアフリカの話ではありません。日本の話です）

以前、知人の通信にこちらの団体の話が書かれていたのを見て
少々のお米と食材を送りました。
炊き出しをもらっている人は、
野宿者や、外国人労働者、フリーターやネットカフェ難民と呼ばれる人たち、

加えて、子どもを連れたお母さんもいるという話を聞いた時は

さらに、他人事ではないと感じました。
ＤＶを受けているお母さんが来ているという話を別の知人から聞いた時は
胸が痛みました。


彼らは、なんとか自分達で生活したいと努力しているけれど、
以前にもまして弱者に厳しい社会の中で、それができずにいる人たちです。

そういう境遇の人たちの話を聞くと、
生き下手な私は
「もしかしたら私もこのお米をもらう立場にあったかもしれない」と本気で思えるので、
他人事と思えず、お米を送ってしまいます。

我が家の家計ももちろん苦しいのですが、わずかなお米を買いました。
小学生の小遣いみたいな額でホントに笑っちゃいますが、
葉書に「一合でも結構です」と書いてあったのがよかった。

気兼ねしながらも送ることができます。
こんな少しでごめんなさい。明日送ります。


●お米のカンパ先
〒116-0014　東京都荒川区東日暮里1-36-10　あうん気付「フードバンク」
ＴＥＬ：03-5850-4863　またな090-1693-5662　ＦＡＸ：03-5850-4864