目指せ!ゼロウエイストな暮らし

モノを減らして、ゼロウエイスト。田舎でイラスト描いて暮らしています。

でんきをつかわない加工品づくり

2011年04月02日 | てづくりもの
近所の神社の福寿草が咲き出しました。
春の気配が少しずつ感じだされたら、味噌作りの時期です。

毎年、少しだけでも自給できればと思いつつ、味噌を仕込んでいます。

先月、取材していただいた雑誌「自休自足」の記事の中では、
「かつては憧れだった味噌作りは、今では生活の中で欠かせないものになっている」などと
かっこよく書いていただきましたが、
とんでもない!(笑)
未だうまく生活の中に組み込めず、ケンカを繰り返しながらの試行錯誤の最中です。


今年は島内産の大豆を1.5キロ、麹を1.2キロ、塩を1キロ使って
大きなポリバケツに一杯分の味噌を仕込みました。


去年の味噌は、大豆を圧力鍋で煮込み、
ミキサーを使ってつぶしてみたのですが、
想像していたよりも使い勝手が悪かったため、


今年は、薪で大豆を煮込み、すり鉢でつぶす
昔ながらの方法でやってみました。

アナログな道具のほうが、自分たちの生活にあってきたという事実には
自分たちでも驚いています。




すり鉢は、以前のブログでも紹介しました
集落の一人暮らしのおばあさんからいただいた、先祖代々のでっかいすり鉢。
いつもは重いでかいと言ってそんなには使わないでいるのですが、
この量の味噌作りならば、むしろ小さく感じるくらいです。



1日目は大豆を水につけ、

大豆を鍋にあけ、洗う息子。服は全部びしょびしょにしました~


2日目は薪ストーブで1日かけて火を通しました。


ナラ材なら1日で火が通りますが、杉だと2日かけてもまだ半生です。
ストーブで作る時は材を選ばないと、ロスが多すぎるようです


煮た豆をくれ、とねだる息子

3日目は、豆をつぶし・・・




あらかじめ麹と塩を混ぜたものを加え



ビニール袋を入れたバケツに入れて、重石をして、ひとまずできあがり。


半日かけ、ひいこらいいながら仕込んだ味噌も、
地元のお母さん達が作る分量の10分の1の量にすぎません。
お母さん達は「一斗(いっと)」作るのだそうです。
私達の目標も、一応そこらへんにあるのですが、気負わずにやっていこうと
言い合いました。


思えば、今日つくった調味料は、「でんきをつかわない」加工品でした。
味噌は冷蔵庫の中に入れる必要もないと、実は今はたと気づきました。

「でんきを使わずに何かすることは、できるんだねえ」と妙に驚いてしまいました。

私達もまた、現代人です。












現実逃避チョコレートケーキ、改め頑張れチョコレートケーキ。
沢山のご注文をいただいております。
せいぜい10ホールくれば御の字、くらいに思っていたのですが、予想以上の反響に
ただただ感謝です。
順次、作っては配送していく予定ですので、今しばらくお待ちくださいませ。

引き続き、ご注文を受け付けております。
ご注文はメールyamaneko@yellow.plala.or.jpでお願いいたします。
ご注文商品と商品数、それからお名前、住所、電話番号をお願いいたします。
送料はご負担いただけましたら幸いです。










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