目指せ!ゼロウエイストな暮らし

モノを減らして、ゼロウエイスト。田舎でイラスト描いて暮らしています。

ミステリーゾーン 赤泊

2007年05月19日 | 佐渡だいすきネタ
取材のために旧赤泊村へ行ってきました。
赤泊、遠いですね。高い山をひとつふたつと越えなくてはいけないので
実際よりも遠く感じてしまいます。
一般の佐渡の方ならば、なかなか足をむけることも少ないのではないでしょうか。

だけど、赤泊村は父の生まれ故郷でもあるので
小さい頃は毎週でかけていた思い出深い村です。
父の名前を言えば、
どこででも「ああ、あそこの○○(父のニックネーム)ね」
と言われるのがおもしろくて、誰にでも自己紹介していました。


今、こうして赤泊の町を歩いてみると何とも昭和の香りのする街並みです。
「古くささ」をすでに通り越して、文化の香りさえ漂わせています。

木造の洋館(画像奥)も港町文化といえるものですし、
出窓を思わせる窓のつくりや、玄関の屋根の上の証明もモダンです。

毎週、日曜の朝にパンを買っていた隣のパン屋さんは
すでに閉店していました。
でも店のたたずまいだけは当時のままだったので写真を撮ってきました。

メロンパンばっかり買っていたなあ。

バス停のとなりには、小さな畑があってじゃがいもの花がゆれていました。
ひしめきあっている街並みで、家の形は細長くて狭いけれど、必ず
裏か表には小さくとも畑があって、一家の野菜を作っていた、
それは今も変わりなかったです。


経済的なうるおいはないでしょう。
だけど、変わっていないことで心満たされる、そんなうるおいはありました。

次の日には忘れてしまうような日常の積み重ね、そんな何気ないものを
大切にする気持ちを忘れずに生きているだけ、
そんなさりげないものこそ、守る価値があるように思います。



※ちょっと嬉しいお知らせ※

今年の4月から幼稚園・保育園・小中学校でフッ素洗口(低濃度のフッ素を口に含み1分間ブクブクすることで虫歯予防の効果があるもの)が、
市民・議員からの安全性への疑問からの反対で、全面中止になりました。

新潟県で実施したところ、全生徒のうち虫歯になる子が1%以下に減ったという
驚くべき効果をみせる薬品である一方で、
安全性には疑問視する声もあり、
WHOは「永久歯がはえそろうまでは使うことはすすめない」とされ、
ヨーロッパでは使用禁止されている国もあるとのこと。

様々な情報が飛び交い、どちらが正しいのかが判断しかねるところがありました。

ただ、自分としては「確実に安全」といえないのならば、
「虫歯を減らすため」というたった一つの目的のためだけに、
安全とは言い切れない(歯以外にも害を及ぼすかもしれない)薬品は
使うべきではないのではないか、とは思います。

これまで、日本ではいろいろな薬害事件があったから、
慎重になってもいいんじゃないかなあ。

私は佐渡市の決断は、英断だと思います、あくまで一個人の意見。






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2 コメント

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Unknown (tomo)
2007-05-19 12:32:00
私も学校でのフッ素洗口について、子供の健康や環境問題で反対だという話を耳にしたことがあります。
今年流行ったインフルエンザに子供もかかり、「タミフル」を処方されましたが、ニュースになっていたので飲ませませんでした。その後「タミフル」は10歳以下の子供には処方しないということになりましたが、問題が起きてからでは遅すぎると思います。
私も佐渡市の決断は正しかったと思います。
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Unknown (tomoさんへ)
2007-05-19 21:19:40
コメントありがとうございます。
フッ素入り歯磨き粉さえでている状態での、反対はもしかしたら正しくないのかもしれません。
それでも薬からみのトラブルは、命にさえ関わるから慎重に行ってもよいのかも、と思います。
「タミフル」は冷や汗ものでしたね。

あ、手紙を今日お送りしました。PCがあるのに変な話かもしれませんが(笑)


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