目指せ!ゼロウエイストな暮らし

モノを減らして、ゼロウエイスト。田舎でイラスト描いて暮らしています。

コンビニ24時間営業自粛を要請!

2008年07月05日 | えこな記事
「温暖化対策の一環として、コンビニ24時間営業自粛を要請することを自治体が表明」という記事を見つけ、「すごいことだ!」と思い、その場で新聞を購入しました。

京都と埼玉がすでに自粛要請を検討しているなかで、
さらに東京、神奈川、横浜などが続いています。
(新潟は検討しないそうです。残念!)

個人的には大賛成ですが、様々な議論を呼びそうですね。(特に業界内で)
いい流れに持っていってもらえたら、と願っています。

こうしたことに、常に「腰が重い」とバッシングを受ける「行政」が言い出した、
という事実は重要で、それだけ温暖化が進んでいる、ということでもあるように思います。


ファミリーマートの社長は「コンビニだけが魔女狩りに遭う議論にしないで」と反発しているそうですが、
様々な点での、コンビニの環境負荷的部分を考えると
この提案はむしろ穏やかなのではないかな、と感じます。


さらに「魔女狩り」という単語の中にある含みから、
「Aちゃんが悪いことしているから、僕は悪くないよ」と
言って自分の立場を主張する子どもの理屈にも似ている部分があるようにも
感じました。

これだけ温暖化対策とその悪影響が叫ばれている中で、
大手企業が、協力することは(せめて前向きに検討することくらいは)
できるのではないかな、と思ったりします。

もちろん、コンビニはとても便利でしょうし、実際私も何回か使ってはいますが、
その一方で、明らかに「無駄だろう」と感じる部分もあるのも事実です。

今回の記事は、24時間営業をし続ける利点よりも、無駄ではないだろうか?
と思える欠点の部分に
ようやく消費者が気づき、それに行政が応えたのだということではないかな、と
思います。

「レジ袋の削減で温暖化対策に貢献している」とも言いますが、
やはりそれだけでは足りなくなってきている、と見るべきなのでしょう。

皆さんは、どう思いますか?

例えばわずか1時間の閉店でも、何百店舗もあるコンビニならば、
エネルギー節約量は相当なものだと思います。

環境問題を全て、市民や「無償の善意」だけで解決しよう
という感覚は、やはりそろそろ終わりにしなくてはいけないのではないかな、
とそんな風に思ってしまうのです。


(こういう生活をしているから言うわけではないですが、
やっぱり夜は寝て、朝起きる生活のほうがいいですよ、ホントに)


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2 コメント

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Unknown (momo)
2008-07-11 15:28:24
私はちょっと前から24時間営業と自動販売機の制限をすべきだと思ってはいました。それはコンビニだけではなくて、うちの近所のスーパーでも24時間営業していたりするので「ムダだなあ~」と感じていました。
自動販売機については、'95年にカナダに行ったのですが、その時に「こっちには日本みたいに外に自販機はないのよ。」とカナダの方が言っていたのをビックリして知ったときから多すぎるなと思っていました。
確かに、温暖化のことを考えれば利便性や経済性を捨てても制限しなければならないと思います。
私はコンビニや自販機のせいでゴミが増えたのではとの勝手な思い込みがあるので、そういう点からも考えてもらえるといいなと思っています。
とにもかくにも、温暖化対策を個人で行うのには限界があるのは確かです。国が経済を少し犠牲にしてでも温暖化対策をしようと国民全体を突き動かしてくれることを願っています。
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Unknown (momoさんへ)
2008-07-11 21:27:54
その通りですね~。イギリスも日本と同じように原発で電気をまかなっている国ですが、自販機はほとんどなく、しかもあっても冷たくない(!)んですよ。
ぬるい!そして大抵壊れている(笑)
日本は世界一の自販機国です。温暖化を真剣に考えろっていうのは日本では難しいかもしれませんが、やっぱりどこかで、真面目に考えなくちゃいけないと思いますね。
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