目指せ!ゼロウエイストな暮らし

モノを減らして、ゼロウエイスト。田舎でイラスト描いて暮らしています。

嬉しかったお手紙と、ナチュラルショップでのイベントのお知らせ

2007年11月16日 | 元気をもらいました
私が個人的に描いている情報誌は、できあがってから登録住所の方々全員に
送るまで1年近くの歳月がかかる(笑)ほんと~にスロ~な情報誌です。

1ヶ月たってから3通、それからいっきに10通、と思うと
また1週間ブランクをあけてから1日1通、そんな調子でお送りしています。
限りなく個人へのお手紙に近い状態です。
ですので、ご意見やご感想もその時々にくるのでお返事も書きやすい(笑)です。
とても「情報誌」とは呼べないかもしれないですが、楽しんでかかせてもらっています。そんな中で、嬉しいお手紙を頂戴しました。

抜粋させてもらいます。

「「小豆」(私の情報誌の名前)で取り上げてくださった「六ヶ所村ラプソディー」、
(※核再処理工場が建設された青森の村、六ヶ所を題材にしたドキュメンタリー映画)実は私、恥ずかしながらそれまでその存在を知りませんでした。
そんなある日、知人が「『六ヶ所』上映プロジェクトに携わっている…という話を耳にしました。
私自身、小豆の記事を通じて、とても興味があったので、
「私にできることがあれば手伝わせて!」と、メッセージを送りました。

そしてその結果…映画は来年一月につくばの市民ホールで上映が決定。
それに先駆けて、宣伝もかね、私の現在勤めるりっつんの11月夜学で、
六ヶ所の素材集の上映をすることが決まりました。

「原発」というもののネガティブなイメージ、反対運動へのとっつきにくさも
ありましたが、オーナーと話し合い、結果、「反対」ではなく、
「エネルギーを東京電力に頼りきりにならなくたって」
というスタンスで会をすすめることになりそうです。
町で廃油の回収をする会社や、
太陽熱でエコクッキングをする女の方なども一緒に参加して、東京電力の絶対性を考え直す…という感じに。

切口を少し変えることで、より多くの(特に原発問題について関心のない)
お客様の関心も掴めたら…と考えています。

些細な事ですが、こうして決まったことが、嬉しかったです。
きっと、「小豆」に会わなければ、こんな風に協力しようとも思わなかったはずなので。

六ヶ所村の問題は深刻で、それを思うと、あまりに小さい、ぬか喜びのような感じもします。
けれども、投げやりにならず、できる限りアンテナを張ってゆきたいと思います」


自分のやっているささやかな情報発信が、誰かに届いていることを確認できた
本当に嬉しいお手紙でした。
彼女は「原発という切り口をかえてみることで見方を変える」という手法を
取り入れていること、「なげやりにならずにいること」を知らせてくれました。
高かった壁が低くなる一つのきっかけを見せてくれたように思い、嬉しかったです。
誰かを励ますようなつもりで描いているものが、逆に倍以上の励ましがかえってきました。


彼女が勤めているりっつんは、HPを拝見させてもらいましたが
レストランという枠にとらわれずに、様々なジャンルへの取組みと熱意が
感じられる素敵なレストランです。


テイクアウト用ボックスを¥50で購入してもらったり、
テイクアウトの方はお弁当箱をもってくるとスタンプカードを押してくれたり
(素晴らしい!)
マイバッグをもっていない方用に、一度使った袋を用意してあげたり
(新しい袋でないところがミソですね)と細やかです。

無理のない形で、様々な考え方を提供してくれるお店ともいえるのでは?と
このお店の取組みには注目しています。

りっつんで開催される夜学をご案内します。
お近くの方、ぜひ足を運んでみてください。
(画像は、りっつんで販売している商品と、その商品を販売されている方へ取材にいったときの手作りレポート。これまたオススメのかわいらしいレポートです)



11月30日(金) 19:00~21:30
「オルタナティブ(代替)エネルギーについて考える」
――使用済み家庭用油はガソリンに代れるの?
―――太陽エネルギーは原発に替われるの?
――――使用済核燃料が村の幸せに変わるの?
■まかないつき学費 2,000円
■ゲスト:
「ソーラークッカー」のにこネットつくばさん
「使用済食用油リサイクル」のクラウドエコロジーサービスさん
「六ヶ所村ラプソディー」のつくばthinkロッカショのみなさん
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