まさに今が旬！茎わかめ

春です。
春ならではの佐渡の食材、といえば、私にとって
フキノトウでなくアマドコロ（山菜）でもなく
迷わず海藻と答えると思います。（地味ですね～（笑））

海からひきあげられたばかりの生の海藻は
乾燥ものとは比べ物にならない春の香りを漂わせてくれます。

私の中では「冬が終わるんだ～」という喜びをしみじみと
感じさせてくれる食べ物です。
スーパーでは、この時期になると生わかめがトレイにぎっしり入って100円とか
時には50円と書いてあるのがずらりと並んでいて
そんな様子を見ると、地味な風貌なりに（笑）華やかな感じがしますよ。
景気がいい感じで（笑）

今回は、そんな中でもこんな商品をご紹介。
「茎わかめ」これまた地味ですが（笑）

その名のとおり、わかめの茎だけを集めてパックしたものです。
わかめよりもお安く50円。

正規の商品には本来ならないものなのですが、食べるとなかなか美味しい部分です。

料理漫画の美味しんぼでは、わかめの養殖所の人がこのわかめの茎の部分を
「わかめの中では一番美味しいトコロですよ」と言い
主人公が「日本人は一番美味しい場所を捨ててしまうから愚かだ」
みたいなことを言っていたりしているのですが、佐渡人は愚かではないようですよ（笑）

この茎の部分、ポピュラーな使い方としては刻んで味噌汁に入れるという料理法と
ほかに炒め物に入れたり、きんぴらにしたりします。
少しコリっとした舌触りが美味しいです。
根菜よりもすぐに火が通るので、慣れれば使いやすい食材かもしれません。
安いからといって侮れない食材です。
この時期に佐渡にこられる方に、地味～に（笑）お勧めしたいです。


※ほかにも茎わかめ料理のレパートリーをご存知の方、ぜひ教えてください！