目指せ!ゼロウエイストな暮らし

モノを減らして、ゼロウエイスト。田舎でイラスト描いて暮らしています。

被災地への応援物資「ごはん応援箱」のイラストを描かせてもらいました

2011年06月17日 | イラストのお仕事
名古屋で有機農業を広げる活動を長く続けている友人からの依頼で、
「ごはん応援箱」なるイラストを描かせてもらいました。


被災地に、名古屋のいくつかの団体や学校と一緒に支援物資を送るそうで、
その呼びかけなどに使うポスターや、箱に貼る紙に
共通して使うイラストなのだそうです。



主催者は複数の団体なので「なごや食卓応援隊」の名前で活動中。

送る物資の中身は、

とりあえず野菜以外のもので、
醤油、ソース、めんつゆ、サラダ油、マヨネーズ、味噌、
野菜ジュース、ダシの素、日本茶パック、麦茶パック、カレールー、
ロングライフ牛乳、日本酒のようなもの、とのこと。

なるほど、どれも必要になりそうなものばかりです。


こうしたものを具体的に描くのではなく、
ごはんのあったかなイメージが伝わるイラストを、ということでしたので、
それを念頭にラフを描きました。



ラフスケッチは2パターン。

斜めで女の子一人のものと・・・


食事を手渡ししているもの


前者の女の子一人ものが採用されました。

その際に注文がひとつ。

「料理にはおにぎりは入れないでください。避難所の方はおにぎりはうんざりしているそうなので」とのこと。

避難所で暮らす人たちの、食にまつわる切なさを知りました。



そこで、おにぎりではなくご飯茶碗にのせたほかほかご飯に変更。

卵焼きやゆで野菜なんかもいれました。


OKいただき、ペン入れして完成。




自分のイラストが、被災地で物資と共に手渡されることを嬉しく思います。
そして、被災地ではない場所からの、被災地への支援がこういう形で続いていくことに
ひとつの希望を感じます。

粘り強い活動を続けてくれる友人にエールと感謝を。
ありがとう。







被災地以外の地域では被災者支援の熱意は薄れつつあり
「一段落した」という雰囲気すら感じられるようになっているそうですが、どう感じられます?
個人的に、全国の人が「もう大丈夫」とかそんな風に、思っているとは思えません。
皆が皆、現地に行って熱心に活動できるわけではないですから、と身重の母は思います。
一般市民ができる具体的な支援方法を、「お金の募金」以外で示唆する必要もあるんじゃないでしょうか。
息の長い支援活動の必要性、皆感じていると思いますよ。
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