市民が企業にモノ申すだけで逮捕されちゃう法案が10/24の週にも採決か？

ミャンマーの子が夏に援農に来てくれたことがきっかけで
かの国の本を読んでみることにしました。
アウンサンスーチーさんが書いた「ビルマの手紙」。

固い文章かと思いきや、時々混じるユーモアが楽しく、
今おかれている獄中のような生活をものともしない強靭な精神力を感じます。

ファックスも電話も所持するだけで禁固刑という国。
この本の文章は「不法所持」していたファックスで校正、再校したもの
だといいます。
その「不法所持者」は逮捕され、３年の禁固刑を言い渡された後に獄死したと。


この国が他人事とは思えない法案が日本で、採決されようとしていることを
友人から知らされました。
「共謀罪法案」
言ってしまえば、電話もメールも盗聴・盗撮OK。
たとえば市民団体・NGO・NPOが意見や政策提言を
政府や企業に届けようとした場合、


その行為そのものが、場合によっては業務妨害にあたるとされ、
その協議に加わった市民が共謀罪で逮捕されるという危険性がでてしまう。

共謀罪ができると「相談した」だけで処罰が可能になります。
国民の危機感に乗じた、安部政権の再度の強行。
（小泉政権の時も幾度もこの法案を通そうとしました）

私は、この法案には反対なのですよ。やっぱり。
北朝鮮に制裁ムードが強まっているけれど、日本の目的はそこよりも
別にあるように、この法案の強行姿勢からも見え隠れします。



反対文書は下記のHPで簡単におくれます。便利ですね。
でもその法案が通ってしまうと、これもできないか？
http://www.greenpeace.or.jp/info/features/civil_liberty/cyberaction/?cyber