春の植物がまだ芽吹きを見せずにいる4月はじめに、
ひときわ目立つ白い花を咲かせる樹木があります。
この白い花が見え始める頃、佐渡のお嫁さんはカゴを背負って山へ行き、
一年分の炊きつけになる小枝や枯れ枝を拾いに行かされたのだそうです。
それがとてもしんどい仕事だということで、この花に
「嫁泣かせ」という名前がついたそうです。
今の私たちには春を知らせるきれいな花でも、
当時の女性にはキツイ労働の始まりを知らせる哀しい花だったのですね~。
佐渡の中でも、ヨメナカセの花はそれぞれ異なるようですが、
畑野や佐和田などでは、この白い花がヨメナカセです。
正式な名前は「アラゲヒョウタンボク」。
葉っぱに毛がはえているのが特徴です。
春になると、私も風呂用に枯れ枝や小枝を拾いに一輪車をもって近辺に
でかけます。今年は息子を背中に背負って散歩がてらに一仕事。
冬の間に枯れたり折れたりした枝は、炊きつけにとてもよい材なのです。
でも昔のお嫁さんのような「1年分」もの量なんて(!)とても拾えません。
泣くほどつらい作業に違いありません。
私の作業など、昔のお嫁さんからすれば遊びみたいなものでしょう。
昔のお嫁さんへの想像を絶する酷使ぶりは、集落のお母さんからも
よく聞きますが、涙なしでは聞けないほどの辛さぶりです。
そのつらさが春の花の淡さと相まって、切なくきれいです。
私の求めるスローライフと、集落の人たちの積み上げてきた自給自足生活。
そのギャップに時々とまどう佐渡移住5年目の春です。
ひときわ目立つ白い花を咲かせる樹木があります。
この白い花が見え始める頃、佐渡のお嫁さんはカゴを背負って山へ行き、
一年分の炊きつけになる小枝や枯れ枝を拾いに行かされたのだそうです。
それがとてもしんどい仕事だということで、この花に
「嫁泣かせ」という名前がついたそうです。
今の私たちには春を知らせるきれいな花でも、
当時の女性にはキツイ労働の始まりを知らせる哀しい花だったのですね~。
佐渡の中でも、ヨメナカセの花はそれぞれ異なるようですが、
畑野や佐和田などでは、この白い花がヨメナカセです。
正式な名前は「アラゲヒョウタンボク」。
葉っぱに毛がはえているのが特徴です。
春になると、私も風呂用に枯れ枝や小枝を拾いに一輪車をもって近辺に
でかけます。今年は息子を背中に背負って散歩がてらに一仕事。
冬の間に枯れたり折れたりした枝は、炊きつけにとてもよい材なのです。
でも昔のお嫁さんのような「1年分」もの量なんて(!)とても拾えません。
泣くほどつらい作業に違いありません。
私の作業など、昔のお嫁さんからすれば遊びみたいなものでしょう。
昔のお嫁さんへの想像を絶する酷使ぶりは、集落のお母さんからも
よく聞きますが、涙なしでは聞けないほどの辛さぶりです。
そのつらさが春の花の淡さと相まって、切なくきれいです。
私の求めるスローライフと、集落の人たちの積み上げてきた自給自足生活。
そのギャップに時々とまどう佐渡移住5年目の春です。
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