友人の作品

自分には当たり前になっている景色が、はじめて来た人にとっては
とても新鮮なものに映る、それはよく聞かれる言葉だと思います。

友人にとっては、この家の周りのもの全てはそう映ったようで、
私のカメラを使って撮った画像には
「え？こんなモン撮ったの？」というものも多く、とても楽しい。
ひらききったチューリップとか、適当に置かれたサンダルとか
視点の違いにはっとする。

裏においてうちさらしておいた、無数にある木でできた窓枠。
それを額にみたて、タンポポの群落の上において、沢山写真を撮っていました。

「廃校の木材を使って作られたウクレレを販売しているお店が神戸のほうに
ある」とも教えてくれました。
（それはおもしろい）

「歴史」とか「思い出」が価値のひとつとして認められることは嬉しいです。



いつかこの木枠を使って、作品を作ってみたいです。
見ていて、ほっこりするような作品を作ってみたいです。

最近は、激しく「作品を作りたい！」というような、
作りたくて作りたくて、いても経ってもいられないような願望をつのらせることはなかったけれど
今、また新たに穏やかな気持ちで、作品を作ることができたらいいなあ、
と思います。

まあ、当分先のことだとは思いますが。