カップヌードルのエコ商品？

世界のカップヌードルがエコ商品を販売しました。
詰替商品、その名も「カップヌードルリフィル」。
カップヌードル専用容器と、詰め替え商品がひとつの箱に入っていて600円。
どこかおもちゃ屋さんで売られているような雰囲気が目をひきました。

経済新聞に、この商品の記事が載っていたので「へえ～おもしろそう」と
関心はもっていました。

カップヌードルに熱湯をそそぐと、猛毒のダイオキシンが発生すると
報道されたのは10年くらい前のことでした。
発がん性、精子が減少する、あるいはメス化するという動きには恐ろしさ、よりも
「ここまで来たか」感が漂っていたように思います。

それから10年、遅まきの感はあるものの
詰替商品が販売されたのは、いい動きなのでは、と思います。
この商品が発売されたことで本当にゴミ減量になるのなら、
本当によいと思います。

でも、何かとダブるものを感じたりもしました。

それは、「スターバックスのタンブラー」。
スタバも、詰め替え用タンブラーを販売し、容器を何度も使えることでエコを
強調しています。

だけど、季節ごと、行事ごとに外側のデザインが変わったものが販売され、
さらには地域限定のスタバタンブラーが販売され、
コレクター心を刺激しているようです。


あれ？と思います。
それは「消費行動」ではないでしょうか？
エコの名前を冠した、新しいゴミ増量への道のりではないでしょうか？

決してコレクターすることをよくないと言っているのではありません。
そこに「エコロジカル」なにおいを漂わせることに、
一抹の胡散臭さを感じるわけです。

「詰替商品」を買えば、それで「エコ」の行動は終了、もう十分、
そんな流れと雰囲気があるように感じるわけです。

カップヌードルを入れる容器は、スタバのタンブラーと材質が似ていて
外部の紙をはがして、用紙を入れればオリジナル容器が作れる
というところもスタバに似ているものがあります。

カップヌードルがスタバと同じ路線でもって、新たな容器戦略
するのかな？と思ったりして、少し微妙な思いを持ちました。


「じゃあどうすればいいか？」

カップ式のものでなくって、袋をやぶって鍋にポイして煮立たせるだけの
インスタントラーメンを買う、というのはいかがでしょうか？

あの昔からあるタイプが１番、ゴミをだしません。


え？コンビニではもう売っていない？

あ、そうなんですか～・・・。