目指せ!ゼロウエイストな暮らし

モノを減らして、ゼロウエイスト。田舎でイラスト描いて暮らしています。

個展にむけて・・・

2010年07月29日 | かきたいくらい好きなもの展
描いたり、作ったり、額に入れたり、眺めたり、
ボツにしたり、も一回描いたり・・

ちまちまと準備作業が進んでおります。

「当日までに用意しておくもの」のメモを作っておきながら
それをなくす、というようなベタな展開も毎日繰り返しております(笑)

そんな中で、新しいグッズをつくりました。

裏紙を使って作った封筒、「リユース封筒」です。

裏紙を使った便箋(リユース便箋)は、すでに何年も前から作り、
販売も地道に続けていたのですが、封筒のほうはずっと作っていませんでした。


利用者の方から封筒も作って欲しいという要望も、
頂戴していたのですが、怠慢でずっと作れずにおりました。

が、ようやくこの機会を使って作らせていただくことができ、
誰かとの約束を守れたような安堵感(わかりにくい?)を味わっています。

柄は「鶏とひよこ」と、「山羊の搾乳」の2種類。
裏はこんな感じです。


この1枚の封筒は、前のあて先を消して、2回繰り返して使うことができます。
原料紙が一度利用したものであることを考えると、

この1枚の用紙で、最大で3回利用することができます!(笑)

果たしてこの封筒は、この利用回数に耐えることができるのか?
是非試してみてほしいです。

再利用封筒4枚(2柄各2枚)と、裏紙便箋12枚(仮)入りです。
個展会場でデビューさせます。





ちなみに、こちらのリユース封筒は、なんと!新聞紙(日本語の)にイモ版を押して作られたもの。
石見銀山の、衣料品・生活雑貨ブランド「群言堂」が作った便箋セットで、
友人が送ってくれました。

世界遺産つながり(佐渡は金山を世界遺産登録をするために活動しています)で、
ちょっとだけ興味があって読んでいた本「群言堂の根のある暮らし」の著者さんが作ったものでした。

ネーミングは「やさしい封筒」。
「昔は何でも新聞紙で包んでいたのよ。母の言葉を思いながら、封筒を作りました」という
コメント付き。

新聞、という素材を使ったことを、顔をしかめてしまうもいるかもしれませんが、
見方によっては、かっこよくも、渋くも見えるかもしれません。

同じように感じている人はいるのだ、と感じ入りました。






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