目指せ!ゼロウエイストな暮らし

モノを減らして、ゼロウエイスト。田舎でイラスト描いて暮らしています。

ン十年ぶり、あらめの煮付け

2008年02月13日 | いただきます!
相川・めおと岩のおみやげ屋さんで、海藻を買うことにしました。
色々な種類の海藻、海草、かいそう…。
海藻って色々あるけれど、見た目は皆同じような雰囲気で判断材料に欠けるところが
ありませんか?(大好きなんですけどね)
結局「天の神様の言うとおり、あのねのね」的に、つかんだ海藻を購入しました。
その海藻の名前は「あらめ」。
選んだときは「変わった名前だなあ」という程度の素っ気無いものです。
自分のこれまでの食生活には登場してこなかった海藻でした。

早速、海藻のパッケージに書かれたように15分ゆでて、水洗いして…、
ついでに大豆の煮たのも入れて…と適当にアレンジして「佐渡の郷土料理」的な
海藻料理を作りました。いい感じにできたので、もうご機嫌です。

で、その日の夕ご飯で一口食べてみたところ「こ、これは…」
「小学校の時の給食の味だ!」(笑)と、


われながら驚いてしまいました。
名前も知らないで作って食べた海藻の味を、舌が覚えていたんです。
(母親は内陸の生まれなので、海藻料理は作ることのない人だったので
家庭料理ではこの味の記憶はなかったです)

小学校の給食では、この料理は一ヶ月に一回はでている定番料理のようでしたが
料理の名前までは覚えていませんでした。
でも、舌はこんなにしっかり覚えているなんて、驚きです。
う~ん、これって今はやりの「食育」っていうやつかなあ。

思えば、給食ってウイークデーの5日間毎日、しかも6年間も食べるものなんだから
その子の食の記憶に残ってもおかしくないんだなあ。

変な方向からかもしれませんが、
改めて「給食の大切さ」なんてもの、感じました。

ちょっと面倒ですが…
●あらめと大豆のお煮しめ

①大豆、あらめ共に水につけ、一日おいておく。
②大豆が十分に水を吸ったら、火にかけ、やわらかくなるまでゆでる。
(時々うきでるアクはとり、一度ゆでこぼす)
③あらめは熱湯で15分ゆで、あくをぬき、2,3度水洗いをする。
④大豆が十分にゆでられたら、あらめを同じ鍋にいれ、
さらに人参やこんにゃくなど入れさらに煮る。
⑤砂糖小さじ2くらい、酒大さじ1くらいを入れ、少し煮て味がしみてから、醤油をどぼどぼ入れる。
⑥味がしみたらできあがり。

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