目指せ!ゼロウエイストな暮らし

モノを減らして、ゼロウエイスト。田舎でイラスト描いて暮らしています。

大判焼き屋での会話のいちぶしじゅう

2006年12月07日 | 佐渡だいすきネタ
大分前のブログになるが、佐高通りの「金森菓子舗」のことを書きました。
(←のカテゴリの中の「佐渡大好きネタ」の大分最初のほうにあるよ♪)

2週間前についにお店のカーテンがひかれていて
看板も取り外されていて
「あ~ついに終わっちゃったかあ~」と打ちひしがれたりなどしていました。
そしたら、昨日車で通ったら、
なんと!開いてるじゃありませんか!

「こりゃあいかなくちゃいけないね」と連れ合いと興奮気味に入ってみる。

「どうしたの、おじちゃん、店しまってたよ」
「仕事がいやになって、しめたよ」
「あ、そうなの~」
「そしたら
あのモンは借金がいっぱいで夜逃げしたわ、とウワサがたってもうた」

だから、また店をあけたのかどうかは定かでないが。

お店は随分がらんどうになっていて、お店の備品はほとんどない。

「あそこにあった、コーラ瓶の初期の自動販売機はどうしたの?」
(それはおそらく販売当初の頃の自販機に違いない、レアそのもの!)
「1万6千円、かかったわ」
「何が?」
「だから、ゴミ屋にもっていってもらうの」

え~!マニアが金を払っても欲しがっているものを!
マニアでもないのに、悔しがってしまった。

話をかえて
「仕事もいやになったし、そろそろやめようかと思って
 いろんなものゴミにだしたわ」と楽しそうに言う。
そこで側にいたなじみのお客さんが
「そういわずにお客さんのために続けてくださいよ」とたしなめる。
「この建物が雰囲気いいんじゃない」というと
「2階で寝てると、ゆらゆらゆれて酔うわ。柱がもう崩れかけとる」
という。

何気にすごい会話だと思う。
「3月に壊すわ、この建物」
「その後はまた建てるの?」と聞くと
「これよこしてもらえればね」と金のマークをだす。
「宝くじが当たったらね」と言っておいた。

そして、5個大判焼きを買った。
ご祝儀と言って、札をだせばよかった。
今度行ったらそれをしよう。







コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 石を切りに行きました | トップ | 閑話休題。猫の話とかいろいろ。 »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

佐渡だいすきネタ」カテゴリの最新記事