少しずつ、信頼をおいている友人や団体から、放射能汚染に関する情報が届き始めました。
それらの情報を自分の中で咀嚼しながら、
これからの暮らしの中で身を守る術、
そして、これまでの社会を変えるための小さな行動を実践、啓蒙、継続していきたい、と思っています。
はっきり申し上げて、
放射能汚染に関する、これらの事実は決して楽観できるものではありません。
しかしここまできてもう、知らないフリはできないでしょう。
家が大火事になってなお「火がきていない」と家主が言い続けるようなことは
もうお笑いの世界だけにとどめなくてはいけません。
しかし、日本政府はなおその世界からご帰宅あそばしていません。
国民の目をできるだけ、そらさせようとした楽観的な内容のデータや視点を公表を行い、
情報統制を行うことを決定したといいます。
確かに、日本政府の声明やデータ(「安全であり、健康にすぐには影響はない」とする見解)を
信用したくなるのは、人として当然のものではあります。
その心理は、特に被災地において顕著でしょうし、同じ人間として、
育った故郷を「危険区域」「汚染された土地」と呼ばれることは絶えがたいことです。
(中越沖地震があった時は半分その覚悟をしましたよ、ホント)
しかし、
本当に危険な数値や場所を、「安全」と言い続け(それを信じ続けることは)
一時的には安堵できても、結局のところ「嘘を言われている」わけですから、
真実を知った時には、余計に傷つきます。
さらに、嘘を言われ続けている間、安全とされて出荷している野菜や肉やミルクを食べた
人達は、食べ物を通して体内被曝をし続けてしまうのです。
真実を知った時の農家さんの苦しみは、計り知れません。
体内被曝は、チェルノブイリ事故後、子ども達の甲状腺がんが増えた理由の最も
大きなものであり、政府の対応の遅さ故のものです。
自分たちの身の安全と、今後「安全な」社会を作るためには、
今この時の、目を背けずに集める情報と、それらを元に
行う行動が大きな鍵になるのではないでしょうか。
このまま「安全値」とする放射能の情報を、無条件に受け入れ続けていたら、
また恐ろしく危険な原子力エネルギーを日本は採用することになってしまうでしょう。
それだけは、なんとしても阻止しなくてはなりません。
多くの貴重な命を犠牲にしてもまだ、私達はまだ「学ぶ」ことができなかったと
認めることをしてはいけません。
さて、前置きが長くなってしまいましたが、上記の内容を裏付けるデータについて
お知らせします。
まず、事故後の、各県の放射性物質の降下量がわかるという、
HPアドレスを友人から教えてもらいました。
それによると、事故後(2度の水素爆発付近)
東京でも大量の放射性物質が降り注いでいました。
東京都(新宿区) ヨウ素131 84939.25 単位(MBq/km^2)
セシウム137 6905.5
(追加)新潟市で単位(MBq/km^2)ヨウ素131 197.2
セシウム137 15
データで見ると福島県より茨城県の汚染の方が10倍ひどいです。
これは原発からの距離ではなく風向きが重要ということになります。
関東でも鼻血や咳が続く方が多発しましたが実際に空気も水も汚染されていたのです。
フランスでは東京はすでに被曝していると報道されていましたがデータが事実と物語っています。
さらに、3月中旬に起こった最初の2回の水素爆発で、
1時間1万テラベクレルの放射性物質がでていたといいます。
(実は3月中旬の時期でレベルは7だったのです。)
以下は、中部大学の武田邦彦氏のHPより抜粋しました。
福島原発がチェルノブイリと大きく違うのは、「海に直接、放射性物質が放出された」
ということす。
これは日本の漁業への影響ばかりではなく、
「海」は「世界につながっている」という点で、さらに難しいことになっています。
難しい事が起こりつつあります。
原子炉では、ウランから、ヨウ素、セシウム、ストロンチウム、バリウム、プルトニウムなどが
できるのですが、最初には、飛びやすいヨウ素、セシウムがでます。
次に、ストロンチウム、プルトニウムなどやや飛びにくいものがでるのですが、
今回は原発から直接、海に流れたので、海には「ヨウ素、セシウム、ストロンチウム、それにプルトニウム」が流れたと考えられます.
ところが、最初の段階で放射性物質の測定間違いがあり、
それを怒られたので、(理由不明ですが)今では、ヨウ素とセシウムしか報告されていません.
チェルノブイリのように、まずは空中とか土に落ちて、
それが徐々に海に移動するというのではなく、福島原発では直接、海にでます。
今、魚からヨウ素とセシウムが検出されて、
基準を超えていますが、もしかするとストロンチウムやプルトニウムも
基準を超えているかも知れません。
さらに、福島の海岸は沖の黒潮と海岸の間に「南下する沿岸流」があり、
少なくとも銚子までいきます。
そこで働いてきた漁業の方には大変、申し訳ないのですが、事実は次のように進むでしょう.
1)
海には、ヨウ素とセシウムの他に、ストロンチウム、プルトニウムも含んだ汚染水が流れた。
2)
ストロンチウム、プルトニウムはまだ測定されていない。
3)
測定しているヨウ素、セシウムは基準値を上回っていた。
4)
ごく一部の海や魚しか測定されていない。
5)
だから、福島沖から茨城沖、千葉沖でとれる魚を食べることはできない。
6)
特に、海底に沈むセシウム、ストロンチウム、プルトニウムは魚ばかりではなく、
貝、海藻にも取り込まれる.
7)
海外で日本製の魚を拒否しているのは、測定していないからで、理屈にあっている。
8)
放射性物質で被曝しないためには、「測っていないものは食べない」ということが大切だ。
9)
千葉から南の湘南まで海が汚染されるのは1ヶ月ぐらいかかると思うが、測っていないので、
判らない。
10)
福島から湘南までの海での釣り、サーフィンを含めて「測定されるまで」は気をつけた方が良いだろう。
11)
現在は小魚、そのうち中型、さらに4ヶ月後から大型の魚に放射性物質が取り込まれる
(大型の魚の放射能が増えるのは6ヶ月後).
12)
ヨウ素が初期、セシウムも早くて肉に蓄積するが、
ストロンチウムやプルトニウムは骨にたまるので、
小魚のように「骨ごと食べる」ものはやめておいた方がよい。
13)
北海道、四国沖、九州、日本海の魚はまだ大丈夫.
もしこれらの地域が汚染され始めたら、このブログで報告します。
測定値がなければ食べることができないのは、
放射性物質の汚染の鉄則ですから、「風評」ではありません。
お魚を買うときには、「どこでとれたか?」を聞くのが、まず第一。
もし外国産、北海道、四国沖、九州、日本海の場合は測定値がなくても食べられます.
その他の産地のばあい、
「ヨウ素、セシウム、ストロンチウム、プロトニウムの測定値が表示されているか?」を
チェックしてください。まだ、測定されていないので、現在のところ、表示されたものはないはずです。
原発の近辺でとれた野菜や魚を「支援」の名の元に売り続けるのは、きっとよくないことだと思います。
傷つけられるのは、その野菜や魚を買った人だけでなく、
精魂をこめて作り、販売した農家の人たちではないかと思います。
買う人だって、本当に「支援」したくて買っているはず。
なぐさめあうことで結果的に傷つくのはよくないことのはず。
頑張って真実を伝えよう!でもこの真実も情報統制されちゃうのかなあ。
負けないぞ!の1クリックを↓
それらの情報を自分の中で咀嚼しながら、
これからの暮らしの中で身を守る術、
そして、これまでの社会を変えるための小さな行動を実践、啓蒙、継続していきたい、と思っています。
はっきり申し上げて、
放射能汚染に関する、これらの事実は決して楽観できるものではありません。
しかしここまできてもう、知らないフリはできないでしょう。
家が大火事になってなお「火がきていない」と家主が言い続けるようなことは
もうお笑いの世界だけにとどめなくてはいけません。
しかし、日本政府はなおその世界からご帰宅あそばしていません。
国民の目をできるだけ、そらさせようとした楽観的な内容のデータや視点を公表を行い、
情報統制を行うことを決定したといいます。
確かに、日本政府の声明やデータ(「安全であり、健康にすぐには影響はない」とする見解)を
信用したくなるのは、人として当然のものではあります。
その心理は、特に被災地において顕著でしょうし、同じ人間として、
育った故郷を「危険区域」「汚染された土地」と呼ばれることは絶えがたいことです。
(中越沖地震があった時は半分その覚悟をしましたよ、ホント)
しかし、
本当に危険な数値や場所を、「安全」と言い続け(それを信じ続けることは)
一時的には安堵できても、結局のところ「嘘を言われている」わけですから、
真実を知った時には、余計に傷つきます。
さらに、嘘を言われ続けている間、安全とされて出荷している野菜や肉やミルクを食べた
人達は、食べ物を通して体内被曝をし続けてしまうのです。
真実を知った時の農家さんの苦しみは、計り知れません。
体内被曝は、チェルノブイリ事故後、子ども達の甲状腺がんが増えた理由の最も
大きなものであり、政府の対応の遅さ故のものです。
自分たちの身の安全と、今後「安全な」社会を作るためには、
今この時の、目を背けずに集める情報と、それらを元に
行う行動が大きな鍵になるのではないでしょうか。
このまま「安全値」とする放射能の情報を、無条件に受け入れ続けていたら、
また恐ろしく危険な原子力エネルギーを日本は採用することになってしまうでしょう。
それだけは、なんとしても阻止しなくてはなりません。
多くの貴重な命を犠牲にしてもまだ、私達はまだ「学ぶ」ことができなかったと
認めることをしてはいけません。
さて、前置きが長くなってしまいましたが、上記の内容を裏付けるデータについて
お知らせします。
まず、事故後の、各県の放射性物質の降下量がわかるという、
HPアドレスを友人から教えてもらいました。
それによると、事故後(2度の水素爆発付近)
東京でも大量の放射性物質が降り注いでいました。
東京都(新宿区) ヨウ素131 84939.25 単位(MBq/km^2)
セシウム137 6905.5
(追加)新潟市で単位(MBq/km^2)ヨウ素131 197.2
セシウム137 15
データで見ると福島県より茨城県の汚染の方が10倍ひどいです。
これは原発からの距離ではなく風向きが重要ということになります。
関東でも鼻血や咳が続く方が多発しましたが実際に空気も水も汚染されていたのです。
フランスでは東京はすでに被曝していると報道されていましたがデータが事実と物語っています。
さらに、3月中旬に起こった最初の2回の水素爆発で、
1時間1万テラベクレルの放射性物質がでていたといいます。
(実は3月中旬の時期でレベルは7だったのです。)
以下は、中部大学の武田邦彦氏のHPより抜粋しました。
福島原発がチェルノブイリと大きく違うのは、「海に直接、放射性物質が放出された」
ということす。
これは日本の漁業への影響ばかりではなく、
「海」は「世界につながっている」という点で、さらに難しいことになっています。
難しい事が起こりつつあります。
原子炉では、ウランから、ヨウ素、セシウム、ストロンチウム、バリウム、プルトニウムなどが
できるのですが、最初には、飛びやすいヨウ素、セシウムがでます。
次に、ストロンチウム、プルトニウムなどやや飛びにくいものがでるのですが、
今回は原発から直接、海に流れたので、海には「ヨウ素、セシウム、ストロンチウム、それにプルトニウム」が流れたと考えられます.
ところが、最初の段階で放射性物質の測定間違いがあり、
それを怒られたので、(理由不明ですが)今では、ヨウ素とセシウムしか報告されていません.
チェルノブイリのように、まずは空中とか土に落ちて、
それが徐々に海に移動するというのではなく、福島原発では直接、海にでます。
今、魚からヨウ素とセシウムが検出されて、
基準を超えていますが、もしかするとストロンチウムやプルトニウムも
基準を超えているかも知れません。
さらに、福島の海岸は沖の黒潮と海岸の間に「南下する沿岸流」があり、
少なくとも銚子までいきます。
そこで働いてきた漁業の方には大変、申し訳ないのですが、事実は次のように進むでしょう.
1)
海には、ヨウ素とセシウムの他に、ストロンチウム、プルトニウムも含んだ汚染水が流れた。
2)
ストロンチウム、プルトニウムはまだ測定されていない。
3)
測定しているヨウ素、セシウムは基準値を上回っていた。
4)
ごく一部の海や魚しか測定されていない。
5)
だから、福島沖から茨城沖、千葉沖でとれる魚を食べることはできない。
6)
特に、海底に沈むセシウム、ストロンチウム、プルトニウムは魚ばかりではなく、
貝、海藻にも取り込まれる.
7)
海外で日本製の魚を拒否しているのは、測定していないからで、理屈にあっている。
8)
放射性物質で被曝しないためには、「測っていないものは食べない」ということが大切だ。
9)
千葉から南の湘南まで海が汚染されるのは1ヶ月ぐらいかかると思うが、測っていないので、
判らない。
10)
福島から湘南までの海での釣り、サーフィンを含めて「測定されるまで」は気をつけた方が良いだろう。
11)
現在は小魚、そのうち中型、さらに4ヶ月後から大型の魚に放射性物質が取り込まれる
(大型の魚の放射能が増えるのは6ヶ月後).
12)
ヨウ素が初期、セシウムも早くて肉に蓄積するが、
ストロンチウムやプルトニウムは骨にたまるので、
小魚のように「骨ごと食べる」ものはやめておいた方がよい。
13)
北海道、四国沖、九州、日本海の魚はまだ大丈夫.
もしこれらの地域が汚染され始めたら、このブログで報告します。
測定値がなければ食べることができないのは、
放射性物質の汚染の鉄則ですから、「風評」ではありません。
お魚を買うときには、「どこでとれたか?」を聞くのが、まず第一。
もし外国産、北海道、四国沖、九州、日本海の場合は測定値がなくても食べられます.
その他の産地のばあい、
「ヨウ素、セシウム、ストロンチウム、プロトニウムの測定値が表示されているか?」を
チェックしてください。まだ、測定されていないので、現在のところ、表示されたものはないはずです。
原発の近辺でとれた野菜や魚を「支援」の名の元に売り続けるのは、きっとよくないことだと思います。
傷つけられるのは、その野菜や魚を買った人だけでなく、
精魂をこめて作り、販売した農家の人たちではないかと思います。
買う人だって、本当に「支援」したくて買っているはず。
なぐさめあうことで結果的に傷つくのはよくないことのはず。
頑張って真実を伝えよう!でもこの真実も情報統制されちゃうのかなあ。
負けないぞ!の1クリックを↓
海産物の話は、佐渡に住む人間としても非常にショックな話で、海の恵みが本当になくなってしまうことがリアルに感じられ、一瞬目の前が真っ暗になりましたね。
しかし、本当にそうならば、真実ならば食べてはいけないと思います。
それへの対策が本当に必要ですよね。
う~む、人間、ちょっとやっぱ傲慢すぎましたねえ。
「今、目を覚ませば、子供達を救うことができるかもしれない。でも、どう動けばよいのか」
非常に大きな問題だと思います。
こんなに情報があふれているのに、その肝心なところが情報がなさすぎるのは、ある意味すごいですね、日本って。
「雇用」は確かに大事なのですが、う~む、
私には雇用か脱原発か、という両極端な選択しかないとは思えないのです。
そのへんの気づきが必要ですし、そこがぶれなければ、絶対に答えは見つかると思うのですが。
ブログを読み、いつも自分で判断する&行動する姿勢に勇気をもらっています。
海流で放射能汚染された海産物の話は、職場と深く関係あるのでショックでした。
でも、新聞報道ではわからなかったことなので、
こうした事実を知ることができて良かったです。
ありがとうございました。
ところで、
明日27日・28日と茨城の姉&連れ合いで佐渡ツアーに行きます。
28日の午前中にちょこっとヤギさん見に行ってもいいですか??
様々な情報が飛び交い、何を信じてよいのかわからない中、
とても参考になります。
今、人々の中に、あせりが感じられます。
今すぐになんとかしなくては、生活が成り立たない
という想いと
先が見えない不安がとても強いのだと思います。
今、目を覚ませば、子供達を救うことができるかもしれない。
でも、どう動けばよいのか。
たくさんの人にこちらのブログを読んで欲しいです。