目指せ!ゼロウエイストな暮らし

モノを減らして、ゼロウエイスト。田舎でイラスト描いて暮らしています。

骨董品の競り市にいきました

2008年03月10日 | 佐渡だいすきネタ
先週の土曜日、仕事が終わった後で相川のめおと岩で行なわれた骨董品の競り市、
そして40年ぶりに再現されたという鉢台料理を食べに、いそいそとお出かけしました。

競り市のほうは「安い重箱があったら欲しいなあ」と思いつつ、入場料を払って
(一人300円)覗いてみました。
私たちは62番目の入場者で、中々の盛況ぶりでした。

ちょうどこの画像は、茶箪笥の競りの途中。
「よい茶箪笥ですよ!7万円から!どうですか!」と社長が競りの掛け声をかけているところでした。
「な、七万!」と驚く私。
気乗りしないお客さんに対して
「原価なら15万円以上するものですよ、見てください、この仕事」とアピール。
すると「7万5千円!」「7万6千円」と声があがりはじめました。

私たちは、どちらかというと冷やかしに近いお客でした(笑)

今日は安い骨董品の競りの日、と聞いていたのですが
だされる商品の全てが、すごいものばかりで
人間国宝の佐々木象三、伊藤赤水、三浦小平太(みんな佐渡出身)の抹茶茶碗やら
湯のみやらが4万から、7万からの競り。
さらに日本画の巨匠・土田麦僊(同じく佐渡出身)の絵画や
大壺も出品されていて、「こりゃあ美術館の倉庫の中みたいだなあ」という感じでした。

しかも、それらの全ての商品を好きに見て、触れてOK。
300万もするタンスも自由に開閉OK。
300円は安い入場料でした。素晴らしい目の保養になりました。

骨董品のおじちゃんと作品を前に色々話していたら
別のおじちゃんが「赤水の茶碗くらい1万でゆずってやれさ。若い人に持ってもらったほうがいいだろう」と茶々を入れてきたので、内心大焦りしてしまいました(笑)

赤水茶碗が1万円は安い買い物なのでしょうが、そもそも1万円も持ってきていないのです(笑)「しょうがないなあ」と言われたら断りようがありません。
(しかも皆キャッシュで払っているし!)
「1万じゃあ、足どころか手も全部でてしまう。無理だなあ」といわれ、ホッとしてしまいました。


沢山の絵画や床の間に飾る巻物を見ながら
「何十万払ってでも、この絵が欲しい。自分の手元にずっとおきたい」と
いうような絵画に長い人生の中で1枚でも出会えたら(私はまだないなあ)
それはものすごく豊かな人生になるものかもしれないなあ、と
普段あんまり思わないようなことを思ってしまいました。


40年ぶりの再現料理「鉢台料理」についてはまた後日…。




















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2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (たけ)
2008-03-11 19:46:26
こんなのやってたんですかー。
行きたかった。。

雰囲気を味わうだけでも価値はありそうですよね。
返信する
Unknown (たけさんへ)
2008-03-11 20:39:18
雰囲気だけでも楽しかったです。
古いもの好きなら間違いなく楽しめると思いますよ~。おそらく来年もやるのでは?と思っています。
返信する

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