ひさしぶりの薪づくり

今朝は、キツツキの木を叩くドラミングの音で目を覚ましました。
春ですね～。
雪も大分とけてきて、日中も暖かい日が続くようになり、
ようやく薪を作ることができる環境になってきました。

チェーンソーのメンテナンスをして悪くなった部品を取り替えて…と
マメな仕事をしてくれた連れ合いも、ついに薪割りのお仕事に着手!です。

昨日も山奥に住む知り合いが、自分の家の前の木を急遽切り、
薪をお土産にしてもってきてくれました。本当に有難いことです。
しかも樹種は落葉広葉樹のコナラで、高級薪です。
その方の家の方角に足をむけて眠れません。

「薪がなくなった」という報告に皆さん本当に心配してくれて、恐縮です。
画像をご覧のように、納屋に積んであった豊かな薪の山は一本も
なくなってしまいました（笑）
今年も、山の冬は過酷でした～。
かつてのあの山積み薪の風景がちょっと懐かしいです。

「薪がなくなった」というお手紙に対し、
中には「どうやって寒い夜を過ごしているの？」というお手紙をくださったりして（笑）いらぬ心配をかけてしまい、申し訳ありません。

灯油ストーブで一時しのいだこともあるのですが、どうしてもノドが痛くなってしまうのでしばらく暖房なしで過ごしたら、重い風邪をひいてしまいました（笑）
小さな頃から灯油ストーブが体にあわない体質だったのです。

今、薪ストーブという選択があるのは本当に救いです。
日本の極寒地区の人のほとんどの人がしっかりと温まるためには、
灯油ストーブしか暖房の術がない、というのもかわいそうかも、と時々思います。

薪ストーブの小型や、枝だけであったかくなれるストーブなど、
労働が薪作りにそんなにあてられない人にとっても使いやすいストーブが
開発されている話も聞きますから、これからストーブ人口がもっと増えたらいいなあ、と思っています。


さて、連れ合いが見事にチェーンソーで細かく幹を切り、斧でばこばこ切っていきます。
私は炊きつけの竹を切ったり、拾った枝をちょうどよい長さに切ったりといった仕事をちまちまとしています。
切った杉の枝を底辺から積み上げていく作業をしている時は
「ああ、また今年も始まるんだなあ」と感慨深くなったりしちゃいました（笑）

今年も薪作り、がんばるぞ～。