ある日のひとコマ

自分の目の前にあるものを言葉にする時期
（「犬がいる」とか「木がある」といった語彙）を越え、

自分の欲求を相手に伝えるための言葉を使う時期
（「ごはんが食べたい」とか「りんごがほしい」といった語彙）も越え、

ついに、相手への欲求を伝える言葉まで使った瞬間がきました！


それが純粋に嬉しいし、驚きでもありました。


・・・しかし、その言葉を発するシチュエーションにはちょっと苦笑（笑）


私のジーパンは、買ってからまだ２年程度しかはいていないのですが、それこそ毎日
薪わりにも、畑仕事にも、山羊の世話の時にも使っているので、ひざがもうすりきれてボロボロでした。

息子的にも、きっと哀れに見えたのでしょうね～。



そこで、都会からやってくる十代の頃からの友人に
このシチュエーションを伝え「おみやげは、中古のジーパンがいいな～」と伝えました。


そしたら、その友人は笑いながら
「あんたに使ってもらえるズボンや靴は幸せだ」と言ってくれました。


その言葉は、とても心があたたまる優しい言葉でした。




私が今、こうした「エコ」な精神で暮らすことができるのは、
決して強い意志を持っているからでも、行動力をもっているからでは全然なく、


若い10代の頃に、私の中に芽吹いた小さな「エコ」の芽を、摘み取らずに、
添え木となり、栄養となり、励ましてくれた
こうした友人の暖かい心遣いのおかげだと、
今更ながらに思え、色々なめぐり合わせに感謝したくなりました。







大切な友人に、息子を会わせてあげられるのは、
そして今の自分を見せられるのは、とても嬉しいことです。今日も１クリック、お願いいたします。