佐渡で暮らすようになってからの大きな変化、
の一つに、ご先祖様を敬う気持ちが芽生えるようになりました。
・・・と書くと、嘘っぽいですが、そこの所だけは理屈抜きで、本当です。
ことに、佐渡の人は先祖を敬う気持ちが、どうやら他の地域よりも濃いらしく
(お坊さんがそうおっしゃっていました)
お彼岸の頃は、本当にお忙しいそうです。
ダンナが大の墓参り好き(←笑)という気質も手伝って、
「手をあわせて縦のつながりに感謝する」、そんな風習が家族の間で
序々に、ではありますが、定着しそうな気配です。
今年は集落のお堂の当番の年で、
節目節目で、お掃除をしたり、団子をそなえたり、というようなお仕事を
まかされています。
そんなわけで、春のお彼岸のレポートです。
何を作っているか、というと花立て。
石碑の前にそなえられているものは、大分古いので作りかえるんだそうです。
「自発的にそんなことをやろうとするなんてエライねえ」
と思ってしまう怠け者のツマ。
手本を見ながら、複数作成。
「とーたん、なにやってんの?」
見守る娘。(最近はお兄ちゃんの着る服を着たがります。)
「結構作るの面倒」と言って、数本でやめていました。
さすがダンナ!(笑)
私が暮らす集落では、お堂とは別に、
今は使われていない旧道に7つの石碑が建てられている場所があります。
7つも!
随分な数ですね。
昔の人に話によると、どうやら行き倒れになった人が葬られているかもしれない、
というようなお話も聞きました。
かつては、本当にこの辺は雪深い土地だったのです。
7つの石のひとつ。
こうして写真にとると、とても立派な石碑に見えますね。
もう一つ。7回おまいりするのも中々大変。
そして、別の日に、実家のほうのお墓参りにも行ってきました。
場所は赤泊。
水くみをする息子
たったか、たったか~。早い早い。待ってくれ~
じいじと一緒にきたので、勝手を知っている息子。
少し誇らしげなところがたのもしい。
春の風が強く、なかなか火がつかない様子。
お墓にかけた水が、全部自分にかかってずぶぬれになってしまった息子。
どんな場所でも、娘と息子がいるとにぎやかです。
墓の中のばあちゃんもきっと笑ってくれているでしょう。
「ばあちゃん、これが私の息子と娘です。あなたのひ孫です。
小さい頃のあなたの息子にそっくりでしょう、きっと。
精一杯かわいがるので、どうぞ見守ってやってください。」
と手をあわせる。
供え物は、茶目っ気たっぷりに、ドーナツと佐渡わかめ。
たまには甘いものもどうぞ。
何となく、満足度の高かった春のお彼岸の日々。
お彼岸の終わりに砂糖だんごを回収してきました。
彼岸の入りと終わりを、きっちりと守る風習はすごいです。
春分の日だけがお彼岸だと思っていた、未熟者に1クリックを。
の一つに、ご先祖様を敬う気持ちが芽生えるようになりました。
・・・と書くと、嘘っぽいですが、そこの所だけは理屈抜きで、本当です。
ことに、佐渡の人は先祖を敬う気持ちが、どうやら他の地域よりも濃いらしく
(お坊さんがそうおっしゃっていました)
お彼岸の頃は、本当にお忙しいそうです。
ダンナが大の墓参り好き(←笑)という気質も手伝って、
「手をあわせて縦のつながりに感謝する」、そんな風習が家族の間で
序々に、ではありますが、定着しそうな気配です。
今年は集落のお堂の当番の年で、
節目節目で、お掃除をしたり、団子をそなえたり、というようなお仕事を
まかされています。
そんなわけで、春のお彼岸のレポートです。
何を作っているか、というと花立て。
石碑の前にそなえられているものは、大分古いので作りかえるんだそうです。
「自発的にそんなことをやろうとするなんてエライねえ」
と思ってしまう怠け者のツマ。
手本を見ながら、複数作成。
「とーたん、なにやってんの?」
見守る娘。(最近はお兄ちゃんの着る服を着たがります。)
「結構作るの面倒」と言って、数本でやめていました。
さすがダンナ!(笑)
私が暮らす集落では、お堂とは別に、
今は使われていない旧道に7つの石碑が建てられている場所があります。
7つも!
随分な数ですね。
昔の人に話によると、どうやら行き倒れになった人が葬られているかもしれない、
というようなお話も聞きました。
かつては、本当にこの辺は雪深い土地だったのです。
7つの石のひとつ。
こうして写真にとると、とても立派な石碑に見えますね。
もう一つ。7回おまいりするのも中々大変。
そして、別の日に、実家のほうのお墓参りにも行ってきました。
場所は赤泊。
水くみをする息子
たったか、たったか~。早い早い。待ってくれ~
じいじと一緒にきたので、勝手を知っている息子。
少し誇らしげなところがたのもしい。
春の風が強く、なかなか火がつかない様子。
お墓にかけた水が、全部自分にかかってずぶぬれになってしまった息子。
どんな場所でも、娘と息子がいるとにぎやかです。
墓の中のばあちゃんもきっと笑ってくれているでしょう。
「ばあちゃん、これが私の息子と娘です。あなたのひ孫です。
小さい頃のあなたの息子にそっくりでしょう、きっと。
精一杯かわいがるので、どうぞ見守ってやってください。」
と手をあわせる。
供え物は、茶目っ気たっぷりに、ドーナツと佐渡わかめ。
たまには甘いものもどうぞ。
何となく、満足度の高かった春のお彼岸の日々。
お彼岸の終わりに砂糖だんごを回収してきました。
彼岸の入りと終わりを、きっちりと守る風習はすごいです。
春分の日だけがお彼岸だと思っていた、未熟者に1クリックを。
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