目指せ!ゼロウエイストな暮らし

モノを減らして、ゼロウエイスト。田舎でイラスト描いて暮らしています。

はじめての読み聞かせ。

2016年12月09日 | 読み聞かせ ・図書ボランティア
息子の小学校で「読み聞かせ」を最近から始めました。

反応が色々おもしろかったので記載しておこうと思いました。



朝の8時20分から30分までの10分間、という大変短い時間ですが、でかい声で頑張っております。



いつも自分の子どもに読むときは、あくびしいしい、読んでいますが(笑)
不特定多数の大勢の子どもたちに読むのは、緊張しますね。

本選びも難航しました。


で、結果選んだのが以下の絵本でございます。

トップで読んで、ヒットした「くものすおやぶんととりものちょう」
絵柄を見て「こわい話だ!」と喜んだ男の子もいましたが、いやいやいや(笑)
全然怖くないですから。
確かにね、登場するキャラ全部「虫」なので、女の子にはウケは悪いかな、とか思ったのですが、
とにかくストーリーがおもしろいし、虫が好きというわけでない母も大満足の面白さなので、選びました。

何よりも、文章がとても読みやすい。
落語調で韻を踏んでいるし、江戸っ子調な語り口も、読む側としても役柄に入りやすい。
読んでいて、楽しかったです。
犯人が隠れているところとか、「あ、あそこだ!」とか子どもたちも声にだして見つけてくれました。



そして、

「ふまんがあります」


自分的に、教育的要素の薄いものにしたいという(ひねくれ者の)願望がありました。

だってせっかくの「読み聞かせ」ですから。
授業とは一味違うのにしたいじゃないですか。

子どもが感じる大人への不満を、大人が描きあげたなかなか稀有な絵本だと思います。
大人として子どもの代弁者的絵本。
ページによっては、子どもたち、声をだして笑ってくれました。

これを読もう!と決めたとき、保育園の年中さんの娘は
「こんな本を、おねえちゃんやおにいちゃんに読むのは恥ずかしいからやめて!」と言われてしまいました。

そ、そうなの?
おねえちゃんねえ。




他に、

バムケロとかね、選びました。
「読んだことある!」と言ってくれた子もいました。
でも皆で読むとまた楽しいよね!
女の子は、「どっちがいい?」と選ばせると、必ず無条件に「かわいいほう」を選びますね(笑)
これもまたラストとか「くすっ」と笑わせてくれるんですよね。


そして、おそらく一番ウケた本がコレ

「はかせのふしぎなプール」

まだ、単行本としては発売されていない、福音館書店の「こどものとも」の中の一冊です。
プールの中にもぐった「謎の物体」(?)を当てるクイズ形式な絵本なのですが、
みんなが口々に「りんごだよ!」「サッカーボール!」と声をあげてくれるのは、
読み聞かせしていると、嬉しいです。



くしくも、選外になってしまったのは

「うんちしたのはだれよ!」

「どっちにする?」と挙手で選んでもらった絵本の中で、おしくも選んでもらえなかった絵本。
2年生になると、「うんち」絵本を自ら挙手して「選ぶ」のは恥ずかしいのかな?
女の子は誰も選ばなかった(笑)

とてもおもしろい絵本なんですけどね。


読み聞かせ、なんだかおもしろそうな予感です。









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