目指せ!ゼロウエイストな暮らし

モノを減らして、ゼロウエイスト。田舎でイラスト描いて暮らしています。

今日もご飯をつくっています

2007年08月27日 | 佐渡だいすきネタ
連日、沢山のご飯を作っています。
何十人の人の朝、昼、晩ご飯を作っていると、
「そうかあ、佐渡の旅館が佐渡の食材を使えないのはこういう理由かな」と
実感できます。
佐渡の観光客が減少している理由のひとつには
いつも「食事がおいしくない」がトップらしく、新潟県知事さんが佐渡市長さんに
「改善してほしい」と言うほどらしいです。

(食材の豊富さに反して、佐渡の旅館さんは工場などから揚げるだけ
焼くだけというようなレトルトのものを購入しているケースが多いようです)

「こんなに食材があるのにもったいない」。誰もがそういいます。
でも、食材は確かに豊富だけれども、それは「原材料」としての食材で
そこからお客さんに提供するまでには幾つもの工程をふんで
食事にしなくてはいけません。


「佐渡の食材を使う」=「全て手作りにしなくてはいけない」

ということですから、手間も下ごしらえも、
そしてそれにともなう料理の腕を磨くことも大変なことです。
高齢化の進んでいる(つまりは旅館の経営者・調理人も高齢者)現場で
「佐渡産100%で」というのは難しいかもしれません…ということがわかりました。
(もちろん、漬物やジャムなどをあらかじめ作っておくとかいうことくらいなら
できると思いますが)

ビールの簡単なおつまみ(に見える)枝豆さえも、画像のように
枝から外してハサミで切って…と、受講者の方をお手伝いさんにして(笑)
4人総出でやってもらって1時間くらいかかりました。

「枝豆ってこんな形で実るなんて知らなかった」
「大豆と枝豆って違う品種なんですか?」
「こんなに沢山作って、収穫したら何にするんですか?」
なーんて、都会の方の質問は楽しかったです(笑)


直面していることを実感できたことで、新しい改善点を探れるかも。
いい経験させてもらっています。



コメント (2)    この記事についてブログを書く
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2 コメント

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Unknown (emyuさんへ)
2007-09-09 08:19:03
おいでになる時は是非夏でなく春か秋で!
夏はいい魚がないし、暑いし、人口密度濃いしで(笑)おいしいご飯はやっぱり素材で決まりですね。
腕は2の次、という場所柄で暮らしています。
返信する
Unknown (emyu)
2007-09-08 17:00:12
> 受講者の方をお手伝いさんにして
どんどん『参加型』でいきましょう。
ぜひおいしいごはんを作り続けてください!家族でお邪魔した~い♪
返信する

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