私の小さな仕事

子どもを産んでから、今でも続けている仕事のひとつが
三条のナチュラルショップ「みずすまし」で発行している通信に
掲載してもらっているイラストエッセイです。

授乳時に右手があいている時間（だけ）を使って
下書き、ペン入れ、消しゴムかけ（これは両手でないとできない）をして原稿を仕上げています。

両手があいていれば半日でできる仕事も、赤ん坊をかかえていると
１ヶ月かかってもまだできない、というケースも多く、時々お休みさせてもらいつつ
続けています。大らかな店主さんに感謝しております。

さて、今回は「遺伝子組み換え」についての記事を書かせてもらいました。
以前のブログにも載せました、大企業の食品のＧＭＯの使用有無がわかる
小冊子「True food gauide」と一緒に、GMOのことについてもちょこっとだけ書きました。

すでに、この小冊子も10万部を配布しきったようで、いかにGMOを食べたくない
と消費者が思っているかがわかる数字ではないかな、と思います。

今この小冊子を読むと、ベビーフードのとことかに目がいってしまうのですが（笑）あるんですよね、GMO使っていると思われるベビーフード。怖いなあ。

ジャガイモにクモのDNAが入っていたり、コメにカエルのDNAが入っていたりする。
種の壁をこえた植物が蔓延することは、言葉にできない怖さを感じますが、
その怖さをおさえて「NO」の声をあげないといけないんですね。

自分のDNAにクモのそれが入って欲しくない、言ってみればそんな感覚で
この問題に注視しています。


日本では5％以下ならGMOを使っていても、
「遺伝子組み換え不使用」と表示をすることが可能です。
これは先進国の中では、かなり大きな数字です。

5％は多い！と、様々な団体が法改正を求めて活動しています。


でも、遺伝子組み換えのニュースって、あまり３大新聞や全国ニュースでも流れませんよね。

それは、お察しの通り、新聞のビックスポンサーが作る商品に遺伝子組み換え食品
（以下ＧＭＯ）が使われている可能性があるからなんです。


厚生省と農水省に、16万筆もの署名が提出されたにも関わらず
返答はいたって消極的で
「国際的な規格制定に新たな動きがあれば、注視していきたい」
という返答にとどまっています。

チョコレートで有名なハーシー社や、
お菓子会社のブルボンが消費者の声にこたえて
「GMOを使わない」と宣言したように、
消費者の声が、小さくとも、継続することで
大きなうねりになっていくと思います。

そう信じて、小さな声をあげ続けていきたいと思います。