目指せ!ゼロウエイストな暮らし

モノを減らして、ゼロウエイスト。田舎でイラスト描いて暮らしています。

冬支度、なかなか終わらないけれどもこれだけはやれた!<干し柿つくり>

2012年12月07日 | 田舎暮し賛歌
冬が来る前に、やらなくちゃいけないことが田舎に暮らしていると本当に沢山あります。
数え上げたらキリがありませんが、それもまた楽しみのひとつに数えられたら
人生の達人になれるような気がしています。


ダンナは日々、薪作りにいそしみ、薪小屋につんでいきます。

畑の後始末や、ヤギ小屋修繕。
ストーブの仮燃やしに、炊きつけ作り・・・。

大根をぬいて、葉っぱをとって、畑に穴を掘って貯蔵したり
(植えたままにしておいては、凍って食べられません。縦にするか横にするかでこんなにも違うんですね~)

切った葉っぱは束ねて、干して、ヤギの食糧用にしたり・・・。


息子も精一杯お手伝いしています。
(トップ画像は、息子がピーマンをハサミで一つ一つもいでいるところ、なのです)



そんな中で、大切な冬したくのひとつに干し柿作りがあります。
お店に行けばお菓子は山ほどあるけれど、毎年作っています。



甘味が全くなかった時代とは違うから、数ある冬じたくの中で優先順位は高くはありません。
でも「やらなくてはならないこと」のランクにはちゃんと入っています。

町を行き、家々の軒先に何十何百の干し柿が吊るされているのを見ると
焦り度が高くなります(笑)



今年は、坂の上の畑の傍にある
大きな柿の木に実った柿を、父ちゃんと息子がしょいこをしょって、もぎに行きました。


リュックサックをしょって、元気いっぱいにでかけた息子。
リュックいっぱいにつめた柿の実の重さで、急坂を下りる時、小さな体がよろけたそうです(笑)


「母ちゃん、見てみて~。並べるから見ててね。い~っこ、に~こ・・・」


「ごそごそ。ごそごそ。」


「よ~んこ、ご~こ・・・」

リュックの中には、11個の柿が入っていたようです。
「重かったのに、よく頑張ったね」と精一杯ほめてやりました。


干し柿作りでは、こんな道具も使います。


吊るす枝部分がない柿にとめるクリップです。
去年から使い始めました。使い終わって、ひとつひとつ洗って干す手間はありますが、なかなか使えます。



皮をむいて、湯通ししたら・・・



こんな感じに吊るします。
縦干しとは違う風情がなんとなくきらびやかな雰囲気です。


木枯らし吹く枯れた風景の中で、柿の実の赤さは、ひときわ明るく輝きます。
なんだかクリスマスツリーの飾りみたいで、娘も大喜び。
指差しながら「うー、うー」とうなります。


バケツいっぱいの山のようにできた、柿の皮は・・・


この方に食べてもらいます。

柿の実は大好物。
渋柿だろうと全然お構いなし。
いくらでも食べてしまいますが、際限なく食べさせると下痢気味になってしまうので、
調整しながら与えます。


冬。


ヤギにとっても、大変な季節です。








今朝、一晩で雪が積もりました。積雪10センチというところでしょうか。
除雪車も通っています。本格的な冬のはじまりです。





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