目指せ!ゼロウエイストな暮らし

モノを減らして、ゼロウエイスト。田舎でイラスト描いて暮らしています。

飛騨市の図書館のとりくみ

2016年05月24日 | 佐渡だいすきネタ
飛騨市の図書館の取組みが、グートップニュースで取り上げられていました。
ほんわかするいい話だなあ、と思ってアップしました。
「くつろぎの場所としての図書館」という考え、素敵ですね。



(アップ写真のアップルパイは、閑話休題的なもので他意はありません。
本当は、コーヒーの写真をアップしようと思ったのですが、ねらうと、うまくいかないんですよね。
わざとらしい写真ばっかりになってしまい、結局あきらめました。)





飛騨市図書館(同市古川町本町)が低予算のアイデア勝負で利用者増に挑んでいる。
しおりのプレゼントに、ジャズの館内放送、コーヒーサービス……。
西倉幸子館長(34)は「赤ちゃんから高齢者まで思い思いに過ごせる場所にしていきたい」と意気込んでいる。

 8日まで開催中の「春のホンまつり」。某パンメーカーの販促イベントを思い出しそうな企画名だが、
こちらは白い皿ではなく、パンの形をした「しおり」をプレゼントする。

 本を借りるとたまるポイントに応じてトーストやフォークのしおりがもらえる。
全部集めると、目玉焼きがのったトーストが出来上がる仕掛けだ。
ポスターはデザインが得意な職員が担当し、しおりは職員が写真を一枚一枚切り抜いて作った。


 西倉館長は「本の貸出数が増えたという実感はない」と苦笑いしながらも、
「図書館を利用したことがない人に『何か変わったことをしているな』と興味を持ってもらいたかった」と狙いを話す。

 来館者は人口減少とともに年々減少。2010年度の年間来館者数約11万8000人に対し、
14年度は約10万3000人にまで落ち込んだ。
昨年10月に就任した西倉館長は「図書館に行ったことがない人が多い」と分析。
「とにかく一度足を運んでもらう工夫が必要。本を読まない人でも訪れたくなるイベントをしたい」と考えた。

 職員は8人。通常業務をこなしながら、昼休みなどにアイデアを出し合う。
「楽しい雰囲気の方が良いアイデアが出る」(西倉館長)と、あえて企画会議は開かないという。

 館内にジャズを流すイベントを始めたのも、
そうした職員の「リラックスしてもらうため館内で音楽を流してはどうか」との意見からだった。
ただ利用者は静かな空間を求めているかもしれないため、利用者の少ない土曜日夜に限定した。

 「おとなの時間」と題したジャズの館内放送は毎月第4土曜日の午後7時から。
通常は午後8時の閉館時間をこの日だけ午後9時半に延長している。
午後8時以降はコーヒーのサービスもある。
西倉館長は「自宅やカフェにいるかのように、図書館をくつろぎの場にしてほしい」と語る。

 ほかにも、毎週水、金曜日の午前中は「こどものじかん」とし、
子どもが声を出しても気にならないよう館内に少し大きめにオルゴールの音を流している。

イベントの詳細は市図書館のフェイスブック(https://m.facebook.com/hidalib)で。





※ ちなみに佐渡市全体の図書館の利用者は、新潟県の中でもトップクラスです。

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